企業の皆さま、働き方改革は順調に進んでおりますでしょうか。
そもそも働き方改革がどういったものか、もしくは知ってはいるが実際何をすればいいのかわからない方も、まだいらっしゃると思います。
そういった疑問に応えるため、厚生労働省より働き方改革についての特設サイトが開設されています。

○●—————————–●○
働き方改革 特設サイト（厚生労働省）
○●—————————–●○

働き方改革特設サイト

そもそも働き方改革とはどういったものか、なぜしたほうが良いのか、義務は何かなどの基本的なところから、他の企業での実際の改善例や政府が用意している助成金についても案内されています。
下記のような内容について、タブで分かれており、クリックすると案内されるかたちです。

・　働き方改革関連法
・　助成金
・　無料相談窓口
・　関連資料/イベント資料
・　成功の秘訣/中小企業事例集

中小企業事例集に関しては、現在19事例あり、業種や施策（産業時間の削減など）で検索することもできます。

改善例の紹介

ここでは、サイトに記載されている改善例を1つご紹介したいと思います。
九州で保育室を運営しているオズカンパニーでは、佐賀で保育室の運営を開始したが、離職率が44%となり、運営がままならない状況だったとのことです。
原因は、業務量の多さとパート社員、正社員の軋轢でした。
そこで、社長は増員と、パート社員の時給を増額しリーダー業務を負担させることを決意しました。
その結果コストは上がりましたが、パート社員が経験を生かしてより実力を発揮するようになり、正社員も業務量が減ることから、業務の質が上がり子供と親の反応も良くなったとのことです。
この改善例で重要な点は、働き方改革を福利厚生ではなく、事業戦略と捉え、改善に動いたことです。

最後に

こちらのサイトを利用してもらえれば、働き方改革の全体像から実際の細かい内容まで知ることができます。
そのうえ、無料の相談や、助成金についても知ることができるので、ぜひ一度調べてみてはいかがでしょうか。
また、「産業保健新聞」を運営するドクタートラストでも働き方改革のサポートをしておりますので、ぜひお問い合わせください。