ドクタートラストの保健師や管理栄養士は、セミナー以外にも特定保健指導や保健指導の業務を行っており、働く人に向けて生活習慣病の予防などを指導しています。
そんな医療知識や健康知識が豊富な保健師や管理栄養士は、普段どんなことに気を付けて生活を送っているのでしょうか?
その秘密を調査しました!
この記事は食事編、運動編、睡眠編のシリーズで情報をお届けいたします。
今回は「食事編(前編)」として「朝食」と「間食」についてお話します。
1日の始まりは朝食から!保健師・管理栄養士の朝食の取り方の工夫
令和元年に厚生労働省から発表された「国民健康・栄養調査」の報告によると、朝食を欠食していると回答した人が全体の11.8%で、年齢別にみると「何も食べない」割合が高かったのは男女ともに20代で、男性が16.7%、女性が21.4%ということがわかっています。
普段働く人に向けて食事指導を行っている保健師や管理栄養士は、毎朝しっかり朝食を食べているのでしょうか?
またどんな朝食を食べているのでしょうか?
結果として、今回インタビューした保健師・管理栄養士全員が朝食を摂取していました!
どんな内容の朝食を食べているのかというと、「1日3食タンパク質を摂取できるように」と朝は「納豆」を食べるように心がけていたり、腸活を意識して「もずく」などで食物繊維を摂取しているそうです。
また「コンフレークと果物」や「ヨーグルトとバナナ」と簡単な朝食だけで済ますのではなく、フルーツを一緒に摂取しているのもポイントでした!
「朝食の取り方」について詳しく知りたい方や関連記事はこちらの記事もあわせてご確認ください。
甘いものが大好きな保健師・管理栄養士の間食するときの工夫やコツ
皆さんのオフィスでもお菓子の差し入れをもらったり、小腹が空いた時には、お菓子を少し食べるなんてことはありませんか?
弊社でも例外ではなく、お菓子が常にそばにあるオフィスです。
間食には200kcal程度が適切だと言われていますが、保健師や栄養管理士が間食するときに意識している工夫やコツはどんなことがあるのでしょうか?
【工夫1】間食はヘルシーなものを選ぼう!
保健師Nさんは、おしゃぶり昆布や茎わかめなどをカロリーが低く、食物繊維の多いものを選択しているように気を付けているそうです。
また、チョコレートを選ぶ際にも甘すぎないようにカカオ70%や機能性表示食品の表示のあるものを選ぶようにしているとのこと……
また他にも、コンビニで売っている1つ40kcalのブランサンドを選ぶなど、間食の種類と低カロリーなものを選ぶように工夫していました。
【工夫2】間食もできれば手作りに!
栄養管理士Kさんは甘いお菓子が大好きとのこと。
間食を食べるならヘルシーなものをということで、自分でお菓子作りをするそうです。
「砂糖」の代わりに「ラカント」と「小麦粉」の代わりに「おからパウダー」を使用するなど工夫をされているそうです。
間食の取り方について詳しく知りたい方はこちらの記事も併せてご確認ください。
まとめ
今回は食事編【前編】ということで保健師・管理栄養士の朝食と間食取り方についてご紹介しました。
どちらも皆さんが普段困っていたり、悩んでいたりするポイントではないかと思います。
皆様にも取り入れやすいものを中心に紹介させていただいたので、1つでも役に立つものがあれば幸いです!
次回は食事編【中編】ということで、保健師・管理栄養士が普段気を付けているポイント「野菜を摂取する工夫」と「外食をする時に気を付けていること」をお届けします!
次回もお楽しみに!
※食事についてもっと詳しく知りたい方は農林水産省のホームページを見てみましょう!
農林水産省「みんなの食育」
<参考>
・ 厚生労働省「令和元年「国民健康・栄養調査」の結果」