減量成功者はこれをやっていた!管理栄養士が特保で気づいた4つの共通点

特定保健指導は2008年4月から始まり、2024年4月から第4期の運用となりました。
第4期の特徴の1つとして、アウトカム評価が重要視されるという点があります。
今回は2023年度特定保健指導を担当させていただいた対象者の中で、実際に3か月で2kg以上の減量に成功された対象者(以下減量成功者)に共通することをご紹介いたします。

特定保健指導第4期について詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください。

特定保健指導とは

特定保健指導とは、40歳~74歳のうち生活習慣病の発症リスクが高い方に対して、保健師や管理栄養士が生活習慣の改善サポートを行う支援です。
面談では、生活習慣の振り返りや生活習慣の改善のための継続的な取り組みについて指導します。
「指導」という言葉を使用しているため、特定保健指導に初めて参加する方の中には「生活習慣を否定されるのではないか」「厳しく指導されるのではないか」という不安感を抱きながら参加される方もいらっしゃいます。
ですが、そんなことはまったくなく、日頃の健康についてのお悩みなどを相談できる機会、生活習慣について一緒に考える機会になりますので、お気軽にご参加いただきたいと思っています。

-2kg達成の対象者が実践していたこと

今回は減量成功者が実践していた4つの方法をご紹介いたします。

その1:体重を毎日測る

自身の状態を客観的に知るためにも定期的な体重計測が減量には重要です。
毎日体重を測ることで、体重増加の傾向をつかむことができるため、生活習慣の見直しにもつながります。
また、スマートフォンのアプリなどでグラフとして記録することで体重の変化を客観的に見ることができ、減量のモチベーションにもつながります。
タイミングとしては毎日同じ時間、同じ服装で測定できるのが理想です。
起床後洗顔したら測る、毎晩入浴前に測るなど、歯磨きと同じように毎日のルーティーンにするのがおすすめです。

その2:食事と運動の両方からアプローチする

リバウンドをせず減量するためには、食事と運動の両方から減量に取り組むことがおすすめです。
減量成功者の多くの方が、食事と運動の両方から減量プランを実践されていました。
特に多かった組み合わせは「白米の量を減らす」と「毎日の歩数を増やす」プランです。
その中でも「夕食は白米を2杯から1.5杯に減らす」「毎日+1,000歩を目指す」など、ご本人にとってハードルは低く、これなら毎日できそうと思える減量プランを設定されている方が多くいました。

その3:趣味と運動を組み合わせて楽しむ

運動のハードルが高いという方は、趣味と組み合わせて楽しみながら減量に取り組むこともおすすめです。
具体的に減量成功者が行っていたものは下記のようでした。

・ 登山
・ ゴルフの練習
・ スポーツクラブで運動(サッカー、バスケなど)
・ 音楽鑑賞+ウォーキング
・ TV鑑賞+ストレッチ
・ 運動系のゲーム
・ 子供と一緒に遊ぶ など

減量成功者になぜ継続できたか尋ねたところ「痩せるために頑張るという意識ではなく、趣味として楽しみながら行っていたので無理なく継続できた」とのことでした。
これから減量をしようと考えている方はぜひ趣味と組み合わせて楽しみながらできそうなことを見つけてみましょう。

その4:誰かと一緒に取り組む

減量成功者の中には、ご家族の方と一緒に取り組まれている方が多いように感じました。
筆者自身の特定保健指導対象者の家族としての経験からも、減量を成功するためには、ご家族の方の協力も重要であると考えています。
取り組みの方法はさまざまでしたが、食事面でサポートされていた方が多くいらっしゃいました。
具体的には、下記の取り組みが挙げられました。

・ 夕食で白米の量を減らす
・ 揚げ物の頻度を減らす
・ 脂肪燃焼スープを作る
・ 買いだめしていたお菓子の種類を変える など

ご家族ごとにさまざまなサポートの方法がありました。
また、食事面以外では一緒にジムに通う、ウォーキングに行くなど、家族ぐるみで運動しているも多くいました。
ほかには、同僚と一緒に減量に取り組まれている、競っている方などもみられました。

さいごに

全体を通して減量成功者に共通していることは、無理なくできることを自分なりに楽しみながら継続しているように感じました。
ぜひこれから減量しようとしている方、特定保健指導を実施する方の参考になれば幸いです。

<参考>
厚生労働省「特定健診・特定保健指導について」

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杉下 ももか株式会社ドクタートラスト 管理栄養士

投稿者プロフィール

大学で栄養や健康について学ぶ中で、集団に対する栄養指導や、スポーツとのかかわり、予防について興味を持ちました。食べることが大好きで、いかに楽をしてバランスの良い食事ができるかを日頃から考えています。
【保有資格】管理栄養士
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼、リリース送付などはこちらからお願いします】

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