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5月病、そして6月病から社員を守るために会社ができることは?
- 2020/5/26
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大型連休が終わった頃から「会社に行きたくない」と憂鬱な気持ちになる症状を5月病、6月病といいます。
今回は5月病、6月病の原因、企業側での対応を考えてみます。
5月病、6月病の原因とは?
春は新入社員が入ったり、異動が行われたりと、今までの生活が大きく変わる季節です。
職場での行事や新しい人間関係の構築といったなかで、心身にさまざまなストレスが生まれ、蓄積されることで5月病、6月病になるといわれています。
特に新入社員は、学生時代の生活から大きく環境が変わります。
5月に入り少し落ち着いたところで、蓄積された疲労やストレスが表れ、心身の不調を訴えるケースが増え、離職につながっていくのです。
こんな人は注意!
以下が5月病、6月病の原因とされています。
(1)新しい環境についていけない
(2)新しい人間関係をうまく築けない
(3)思い描いていた理想と現実のギャップが埋められない
(4)入社がひとつのゴールとなってしまい、次の目標を見失う
受け入れる側ができることは?
上記のように5月病、6月病の原因はさまざまであり、誰でもかかる可能性があります。
では、新しい社員を受け入れる側はどのようなことに注意をすれば良いのでしょうか。
(1)積極的にコニュニケーションをとる機会を作る
特に新入社員にとっては慣れない仕事が続く中で、人間関係にも気を遣うのは本当に疲れます。
先輩や上司から積極的に声をかけて、社内で話やすい関係を作っていくことで、仕事に対する不安も取り除かれます。
また、新しく加わった社員に合わせた席やメンターの配置も重要です。
(2)相談窓口があることを伝えていますか?
社内に気を許せる人がおらず、ストレスがたまる人もいると思います。
産業医をはじめとした産業保健スタッフの存在を社員に周知できていますか?
また、会社には社内・外部相談窓口は設置されていますか?
まだまだこれらの存在自体を知らない人も多いです。
社内の人には絶対に「自分の気持ちを知られたくない」と思っている人も少なからずいます。
こういった方たちにとって、第三者の存在である「外部相談窓口」は悩みを相談できる場として非常に有効です。
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