意外に難易度が高い1日1万歩!まずは可視化から
- 2020/2/29
- 雑学
寒い季節は、外出をせず家に閉じこもりがちの生活をしている人も多いのではないでしょうか。
私もその一人で、平日の通勤以外は体を動かす機会はかなり少なく、歩くこと以外は何も行なっていないのが現状です。
今回は日常生活でどれだけ無意識に体を動かしているのか気になり調べてみました。
意外に歩いていない、日本人
厚生労働省が平成25年度から10年間の計画で行っている「健康日本21(第二次)」では、日常における歩数として、年代性別ごとに以下のように定められています。
<20歳~64歳>
男性:9,000歩
女性:8,500歩
<65歳以上>
男性:7,000歩
女性:6,000歩
しかし、「健康日本21(第二次)」を策定した平成22年時点は、以下のとおりでした。
<20歳~64歳>
男性:7,841歩
女性:6,883歩
<65歳以上>
男性:5,628歩
女性:4,584歩
1日1万歩と昔からよく言われているものの、実は意外に私たちは歩いていません。
実際どれくらい歩いているのか調べてみた
今回はスマートフォンの健康管理アプリを使い、どれくらい歩いているのか調べてみました。
その結果、営業として外回りをしている日は、1日平均約8300歩、1日平均距離5.3km歩いていたことがわかりました。
一方で、内勤をしているときはというと……。
1日平均約4300歩、1日平均距離約3.2kmしか歩いていないことがわかりました。
通勤でしか歩いていない意識はあったものの、「健康日本21(第二次)」の目標数値を大きく平均を下回ってしまっています。
意識して歩かないと、目標数値達成は難しそうです。
1日1万歩は、およそ7キロ100分の早歩きで達成
ところでいわゆる「1日1万歩」とは、どれくらいの距離のことを指すのでしょうか。
一般社団法人日本万歩クラブの調べによると、普通歩きの速度で100分、約7kmの距離に相当します。
ちなみに7kmは、山手線でいえば東京駅から品川駅までの距離に該当します。
まずは皆さんも、自分が1日あたりどれくらい歩いているか調べてみませんか。
スマートフォンをお持ちなら、健康管理アプリで簡単に知ることができます。
健康管理の一つとして、自分の現状を把握することから始めてみましょう。