テレワークに取り組んでいるあなた、仕事と休みの区別はついていますか?
というのは、テレワークは企業内勤務と違って定時がなく、休みの日も決まってるわけではありません。
それゆえに、ダラダラと仕事をしてしまったり、サボり癖がついて仕事が捗らなかったりするリスクが否めないのです。
テレワークのパターンは二極化しやすい
テレワークに慣れていない方にとっては、自宅で仕事をすること自体が珍しく、戸惑うことだらけなのではないでしょうか。
実は、テレワークを行うに当たっては生活自体が二極化しやすいのです。
それでは、二極化を具体的にご紹介しましょう。
パターン① エンジンがかからず、なかなか仕事に取り掛かれない
テレワーク開始の当日から1週間くらいは、出勤していたときと同じ時間に起きて仕事をこなし、決まった時間に寝ていたという方が多いでしょう。
しかし、自宅で過ごす時間が長くなるにつれ、「仕事はいつでもできるから」という心理が働き、つい仕事を後回しにしてしまうことがあるはずです。
ところが、一度このパターンに陥るとなかなか仕事モードに入れず、仕事の進捗が大幅に遅れるリスクがあるのです。
パターン② フルモードで休みをとらない
もともと仕事が好きな方や、生真面目で仕事の遅れが大嫌い、そのような方が陥りやすいのが、平日はもちろんのこと土日祝もフルモードで仕事に打ち込んでしまうということです。
実は、このパターンには落とし穴があって、フルモードで仕事を続けるうちに、徐々に仕事が非効率な方向へ傾く可能性があるのです。
休みをまったくとらなければ疲労が蓄積し、そうなれば思考も低下します。
つまり、改善の余地があるパターンだということですね。
テレワークで仕事と休みのメリハリをつけるためには?
上記では極端な例をご紹介しましたが、あなたもいつかは、これらのいずれかのパターンに属してしまう可能性があるのです。
そうならないためには、ひとまず以下を参考にしてみてください。
仕事&休みのパターンをルーティン化しよう
テレワークは自由度が高く、フリーランスのような感覚で仕事を行えるというメリットがあります。
しかし、フリーランス感覚で仕事をするためには、仕事と休みのパターンをルーティン化して、自分を管理しなくてはなりません。
そのためには、以下の点をご自身で決めておく必要があるのです。
・ 仕事の稼働曜日をあらかじめ決める
・ 1日の稼働時間を決めておく
・ 休みと決めた日には仕事関連でPCを開かない
・ 動画閲覧やゲーム時間には制限をかける
これらが基本となります。
こうしてみると、「企業内勤務しているときと変わらないのでは?」と感じるかもしれません。
しかし、テレワークでは決まった時間に出社する必要がない、という点で大きく違います。
また休みと定めた日にPCを開く場合には、気になったとしても仕事関連のファイルなどを開かないと決めておくということも大切です。
特に仕事人間を自負している方は、この点に十分な注意を払う必要があるでしょう。
動画閲覧やゲームプレイが趣味の方は、これらに充てる時間を制限しましょう
こればかりは意思の問題ですが、趣味で夜更かし癖がついてしまうと、眼精疲労などで仕事が億劫になるリスクが高まります。
テレワークは、ご自身で仕事&休みのパターンをルーティン化することで、効率性を高めることができます。
テレワークでのメリハリが難しいと感じている方は、今回の内容をよく確認し、早めにルーティン化する工夫を行ってみてくださいね。