健康管理能力検定とは? こんな検定試験です
- 2020/12/28
- 人材育成
健康について学ぶには方法があり、「検定試験」の活用も手段の一つとして考えられます。
今回は、健康にまつわる検定試験、「健康管理能力検定」についてわかりやすく解説します。
健康管理検定とは?
健康管理能力検定とは、特定非営利活動法人日本成人病予防協会が主催している検定試験で、1級、2級、3級と知識に応じた級を取得できます。
なお、この検定で得られるのは民間の資格であって国家資格とは異なるため、法律による制度化は行われていません。
健康管理能力検定は、体内時計や体内リズムといった健康維持や向上に必要な知識を学習し、それらを実際の生活の中で活用することが目的です。
健康関連の情報には、いわゆる”俗説”も存在し、うっかりその情報を信じてしまうと、間違った知識が身に着いてしまうだけでなく、健康向上を目指すことは難しくなるでしょう。
そして、そのようなあやふやな情報に惑わされないためには、健康管理能力検定で正しい知識を身に着けておく必要があるのです。
健康能力検定で学習できる内容とは?
健康管理能力検定は1級、2級、3級に分類され、3級から順に検定内容の難易度が高くなります。
健康能力検定3級のレベル
健康管理能力検定の基本となるのが3級で、日常生活における生活リズムの整え方などをはじめとする健康知識を学習できます。
3級では家族や友人など、身近な人へ健康や美容に関するアドバイスを行える「生活アドバイザー」レベルの知識を身に着けられます。
健康能力検定2級のレベル
2級は、3級の応用編で、生活リズムはもちろんのこと、3級からさらにレベルアップした健康や美容に関する内容を学び、「健康リズムカウンセラー」の資格が与えられます。
健康能力検定1級のレベル
健康や美容に関するプロフェッショナルを目指せるのが1級で、3級、2級の学習内容に加え、病気を予防するための実践的な運動や、食生活の管理など、より難易度が高い内容を学習します。
1級では高い専門知識が身に着き、「健康管理士一般指導員」の資格が与えられます。
健康管理能力検定の注意点とは?
ご紹介してきた通り、健康管理能力検定で得られる民間の資格は基礎的なものから専門家を目指すレベルまでと広範にわたります。
健康管理能力検定を受験する際には、まずご自身の目的をはっきりとさせてから各級の合格を目指しましょう。