企業対抗スポーツイベントに参加しよう

働き方改革が進むなかで、テレワークやフレックス制度など多様な働き方が可能となっています。
働き方が変わることで社員同士が疎遠にならないよう、交流を深めるためのイベントなどを企画する会社も多くあることをご存知ですか?
「交流」と聞くと、懇親会や飲み会などを想像する人が多いと思いますが、せっかくなら、より健康的で交流が深まる、スポーツやレクリエーションの実施はいかがでしょうか?

しかし、社内で運動会などのイベントを行う場合、準備や場所の確保など手間がかかってしまいますよね。
実は、今は複数の企業が参加し合同で行うスポーツイベントが多数開催され注目されているのです。
今回は人気のものを紹介します。

コーポレートゲームズ

「コーポレートゲームズ」とは、1988年にイギリスの会社が主催で始まったイベントです。
今現在は世界中で毎年開催されており、これまで世界37ヵ国85都市、累計100万人以上が参加しています。
日本では2014年から毎年、東京、沖縄で開催されており、昨年2018年には関西で初開催となりました。

この大会は、「チームでお揃いのユニフォームを着用することだけが唯一の参加条件」となっており、会社でメンバーをつのって参加しても、友達との参加、家族の参加でもOK。
種目もリレーマラソン、野球、フットサル、ドッジボール、綱引き、大縄跳び、ボウリング、卓球、バレーボールなど事前に練習して取り組むものから、レクリエーション的に練習なしでその場で楽しめるものまで多種多様となっています。

企業対抗駅伝

リーマンショックで不況に苦しむなか、「スポーツの力で企業を元気に出来ないか?」と考え、 社内の活性化、企業同士の交流促進による経済の活性化を目的として2010年に初開催されました。
現在は東京・大阪・愛知で毎年開催されており、合計16,000人以上が参加しています。

本格的な「5km×5名」の部門と、普段あまり走らない方向けに「2km×3名」の部門があります。

業界別や企業所在地別、年代別、役職別でランキングが発表されるので、ライバル企業と競ったり、意外なあの人が表彰されたりと盛り上がること間違いなしです。

スポーツイベントに参加する効果

今回ご紹介したイベントではどちらも参加者同士のコミュニケーションを一番重視しています。
事前に練習などせずとも参加できる種目も用意されているので、普段運動しない方でも気軽に参加することができます。
また企業対抗駅伝では「名刺交換ブース」で社外の人と名刺交換すると豪華賞品があたるイベントもあり、社外の方との交流もすすみます。
各チーム終了後の打ち上げも盛り上がっているようです。

実際コーポレートゲームズが過去参加者にアンケートを行った結果、参加した効果について「社員同士のコミュニケーションが図れた」が71%、「社員のストレス解消や健康促進に役立った」が13%、「普段は接触の少ない事業所間の交流が図れた」8%となり、風通しのよい職場環境づくりに効果があるようです。

私は企業対抗駅伝や、他のスポーツイベントを応援するために参加したことがありますが、上司や同僚の普段みれないような姿がみれて新鮮でした。
企業対抗駅伝は毎年5月、コーポレートゲームズは毎年10月ごろに実施されています。
会社として参加や、参加するチームへの補助などを検討されてみてはいかがでしょうか?
<参考>
・ コーポレートゲームズ2018(昨年実施分) https://asiapacific.corporate-games.jp/2018/
・ 企業対抗駅伝2018(昨年実施分) http://www.sportsone.jp/ed/

 

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須田 友梨佳株式会社ドクタートラスト 大阪支店

投稿者プロフィール

大学卒業後に入社した会社では「働き方改革」が足かせとなり、残業できず苦しむ社員や余計に仕事が増えてしまうような状態をみてきました。働く人達が、健康に前向きに働くことができる職場環境を目指して、勉強し発信していきたいと思います。
【保有資格】健康経営アドバイザー
【ドクタートラストのサービスへのお問い合わせはこちら】
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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