身も心も疲れ果てる前に……体の発するサインを見逃すな!
- 2016/12/7
- 健康管理
今年も残り1か月を切りました。
長く感じた人、短く感じた人それぞれいらっしゃるとは思いますが、年末、そして新年度に向けてお仕事はどんどん忙しくなってくると思います。
そこで皆様にはぜひ、1年を振り返るとともに自身のこともしっかりとみていただきたいのです!!
「疲れがなかなか取れない……」「仕事が億劫で思った通りに進まない……」なんてことはありませんか?
今年は過労自殺問題も話題になりましたし、自分を守るためにもぜひ一度よく考えてみてください。
自覚がないだけで身体や心からサインが出ているかもしれませんよ。
疲れは生体のアラーム!
ただ単に「疲れ」といっても大きく2つに分けられます。
実際に感じる疲労(身体)と疲労感(心)です。
上記2種類の疲れは健康な身体であれば、通常睡眠をとることで回復します。
ですので「寝ても疲れがとれない」という状況は既にサイン・アラームが出ているといえます!!
よくあることだと見逃していては、後々大変なことになるかもしれません……。
では治すにはどうすればいいのか。
一例ですが、仲の良い友達と遊びに行ったときは1日中動き回っても疲れをあまり感じないけれど、嫌なことや気が進まないことをすると午前中だけでもどっと疲れる、という経験はありませんか?
このように「疲れ」というのは心理的な影響を強く受けるとされています。
実際に感じる疲労と疲労感は必ずしも一致しないのです。
だからこそ、それぞれの疲れをそれぞれ改善していくことが重要です。
身体の疲れについては、睡眠不足や栄養不足の影響を強く受けます。
まずは3食しっかり食べて、たっぷり寝て、規則正しい生活を試みてください。
心の疲れについては、日々蓄積していくものですので、何かをすればすっきりきれいになくなるというものではないと思います。
ですが、溜まらないようにすることはできるはずです。
趣味など楽しんでできることをするのも良し、温泉などでリフレッシュするのも良し。
ぜひ自分に合った発散方法を探してみてください!
放っておいてはダメ!
なかなか取れない疲労感や倦怠感の裏には、重大な病気が隠れていることもあります。
放っておくと過労によって心臓などに異常が発生し、心筋梗塞やくも膜下出血などの急死の原因になることもあります。(いわゆる「過労死」というものです)
定期的に健康診断を受けることはもちろん、「自分はまだ大丈夫だから」と疲労等の体のサインを見逃さないこと、放置しないことが大切です。
またストレス等で精神的な疲労を感じている人はぜひどなたかに相談してください。
一人で悩まないでください。
命より大事な仕事はないと思います。
まずは自分を大切に、健康的に仕事ができるように日々こころがけましょう!