新年の健康目標、3日坊主にしない!続けるコツと具体的な習慣例

新しい年が始まり、「今年こそ健康的に過ごしたい」と考える方も多いでしょう。
しかし、いきなり「毎日運動する」「ダイエットする」といった大きな目標を立てても、忙しい日々の中では続かずに挫折してしまうという方もいらっしゃると思います。
ここで大切なのは、無理なく続けられる小さな目標を積み重ねることです。
毎日の生活にちょっとした工夫を加えるだけで、体調や気分に変化が出てきます。
今回は、働く皆さんが実際に取り組みやすい健康目標の立て方と具体例、さらに続けるコツをご紹介します。

まずは小さく具体的な目標を立てる

健康目標を立てる際には、漠然と「健康になる」と考えるのではなく、具体的で測れる目標にすると続けやすくなります。
たとえば以下のような目標です。

・ 平日は23時までに寝る
・ 朝食に必ず野菜を1品追加する
・ 週に2回、15分だけ歩く時間を作る

ポイントは「今日からすぐに始められること」「数字や回数で確認できること」を選ぶことです。
小さな目標でも達成できれば自信につながり、次のステップへのモチベーションになります。
また、目標を立てる際は一度にすべてを変えようとしないことも大切です。
1日1つでも新しい習慣を取り入れるだけで、生活に変化が生まれます。

日常に取り入れやすい健康習慣の例

目標を立てたら、日常生活で無理なく取り入れられる習慣を考えましょう。
いくつかの具体例をご紹介します。

睡眠習慣を整える

睡眠不足は集中力の低下や気分の不調につながります。
毎日同じ時間に寝て起きる、寝る前はスマホやパソコンを避ける、寝る1~2時間前に入浴するなど、ちょっとした工夫で睡眠の質を上げることができます。
特に冬は寝る前に温かい飲み物で体を温めると、リラックスして眠りやすくなるのでオススメです。

食生活を見直す

食事を抜いたり、偏った食事をしたりすると体調に影響してしまいます。
まずは「野菜を1日1皿増やす」「間食を週に2回までにする」といった小さな変化から始めてみましょう。
また食べる順番を「野菜→たんぱく質→炭水化物」にするだけでも血糖値の上昇を緩やかにできるといわれています。
食べる内容だけでなく、食べる方法もぜひ工夫をしてみましょう。

軽い運動を取り入れる

毎日まとまった運動時間を作るのは難しいものですが、「階段を使う」「1駅分歩く」「デスクでストレッチをする」など“ながら運動”であれば無理なく続けられるのではないでしょうか。
1日合計で20〜30分の軽い活動でも、血流改善や代謝アップに効果があります。
天気の良い日には、昼休みに少し遠回りして散歩してみましょう。
外の光を浴びることで体内時計が整い、集中力や気分にも良い影響があるのでオススメです。

続ける工夫とモチベーションの保ち方

健康目標は「立てた後に続けられるか」が重要です。
無理なく続けるためには、少しの工夫で習慣化しやすくなります。

記録して見える化する

歩数や運動時間、就寝時間を手帳やスマホアプリで記録すると、自分の行動が目に見える形になり、達成感を得やすくなります。
記録を振り返ることで、「今日はよくできた」「明日はもう少し頑張ろう」と前向きな気持ちにつながります。

小さなごほうびを設定する

小さく立てた目標が達成できたら、小さなごほうびを用意しましょう。
「1週間続けられたら好きな飲み物を買う」「歩数目標を達成したらおやつを楽しむ」など、達成した自分へのごほうびは、モチベーション維持に役立ちます。

仲間と一緒に取り組む

家族や同僚と目標を共有すると、励まし合ったり、達成の喜びを分かち合ったりできます。
歩数や運動時間を競ったり、報告し合ったりするだけでも、「今日はサボらずにやろう」という気持ちが生まれます。

まずは1カ月後に振り返りを行う

自身が立てた目標をどれくらい継続することができたか振り返りを行ってみましょう。
また、その際にはどのような方法であれば、無理なく継続することができたかも確認して、必要に応じて目標の内容を調整していきましょう。

また表にまとめると、自分が今日から取り組めることが一目で分かり、目標を意識しやすくなります。

目標例ポイント期待できる効果
睡眠平日は23時までに就寝する寝る前にスマホを見ない睡眠の質が向上し、朝の目覚めが良くなる
入眠の1、2時間前に入浴する日中の集中力アップや疲労感の軽減につながる
食事朝食に野菜を1品追加する野菜→たんぱく質→炭水化物の順番で食べる栄養バランスが整い、血糖値の急上昇を防ぐ
午前中のエネルギー切れや間食の予防
運動週に2回、15分歩く「階段」や「1駅分歩く」など血流改善や代謝アップが期待でき、運動不足解消につながる
“ながら運動”も有効気分転換やストレス軽減にも効果あり
ストレッチデスクで腰や肩を5分のばす休憩時間に取り入れると集中力もアップ肩こり・腰痛の予防、体のこわばり解消
リフレッシュ効果で作業効率向上が期待できる
水分1日1.5Lの水分をとる甘い飲み物ではなく水やお茶がおすすめ喉の乾燥を防ぎ、風邪や感染症予防のサポートになる
便通の改善や老廃物の排出を促し、体内環境を整える

新しい年の始まりは、自分の健康習慣を見直す絶好のチャンスです。
大切なのは「完璧を目指す」のではなく、小さな目標を少しずつ積み重ねることです。睡眠・食事・運動の習慣を整えることで、体調や気分、集中力の改善につながります。
今日から取り組める小さな目標を考え、毎日の生活に少しずつ取り入れてみましょう。1年後には、無理なく続けた積み重ねが、自分の健康を守る力になります。健康で充実した1年を迎えるために、ぜひ今日からスタートしてみてください。

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武内 しおり株式会社ドクタートラスト 保健師

投稿者プロフィール

大学卒業後より総合病院の総合集中治療室にて看護師として勤務するなかで、「産業保健」に興味を持つようになりました。皆様の「気になる」を産業保健の視点から情報発信できるよう努めてまいります。
【保有資格】保健師、看護師、第一種衛生管理者
【詳しいプロフィールはこちら】
【ドクタートラストの保健師サービスへのお問い合わせはこちら】
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼、リリース送付などはこちらからお願いします】

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