「健康寿命をのばそう!アワード」とは
2012年から始まった「健康寿命をのばそう!アワード」も今年で10回目を迎えました。
国民の生活習慣を改善し、健康寿命をのばすための運動「スマート・ライフ・プロジェクト」の一環として実施されているものです。
今回は、そのなかでも2015年に創設された「母子保健分野」にスポットを当ててご紹介します!
7回目のアワード開催となる「健康寿命をのばそう!アワード〈母子保健分野〉」は、母子の幸せで健康な暮らしを支援するための健康増進を目的とする優れた取組を行っている企業・団体・自治体を表彰し、広く周知することで良好な社会環境の構築を推進することを目的としています。
応募・選考スケジュール
母子の幸せで健康な暮らしを支援するための優れた取組を行っている企業・団体・自治体が応募できます。
スケジュールは以下の通りです。
応募受付:令和3年7月1日(木)~8月23日(月)
応募部門:企業、団体、自治体
選考:令和3年9月~10月
結果通知:令和3年10月末予定
表彰式:令和3年11月にオンラインで開催予定
応募方法は、「健やか親子21(第二次)」ホームページ内の「第10回 健康寿命をのばそう!アワード(母子保健分野)」特設ページの登録フォームで行うことができます。
◆ 第10回 健康寿命をのばそう!アワード(母子保健分野)特設ページ ◆
期限は令和3年8月23日(月)までなので、応募を検討している方は気を付けてください!
また、スケジュールは新型コロナウイルス感染症の状況により、変更となる可能性があります。
詳細については、決定次第「健やか親子21(第二次)」ホームページにて公表される予定です。
前回の受賞取組事例
第9回の母子保健分野では、全部で12の取組が表彰されました。
そのうち、特に興味を持った取組を1つご紹介します。
受賞者名:FUNFAM株式会社
取組タイトル:日本発世界初。オンライン離乳食スクールでコロナ禍のママを孤立させないプロジェクト
この企業は、ベビー用食器の販売やレトルトの離乳食詰め合わせセットの宅配サービスを行っている会社です。
アワードでは、宅配サービスが表彰されました。
大人でも、ある程度調理が済んでいたり食材が揃っているキットがあると、調理の手間が省けて食材を余分に使うことなくとても助かりますよね!
このコロナ禍で小さいお子さんを連れて出掛けるのは、いろいろと心配であきらめることもあるでしょう。
そんな状況で食材キットが自宅に届くサービスがあるのはとてもありがたく、献立を考える手間もなくなり、離乳食づくりのハードルがぐーんと下がるのではないでしょうか。(献立を考えるのって調理のなかで一番難しいですよね……)
そして、ただ食品だけが入っているだけではなく、アレンジレシピも同封されているためひとつの商品でもお子さんが飽きることなく食べられるよう工夫がしてあります。
特に良いなと感じたポイントは、オンラインでの離乳食教室も行っている点です。
間接的ではあるものの人との交流を図ることができ、外出がしにくい状況下でのストレス軽減にもつながっていると感じました。
忙しいパパママにも見て欲しい
いろいろと制限が多い中で子育てをしているお母さん、お父さんとても立派です!
1から10まで全部自分でやるのは大変ですし、時間も体力も使います。
そんなときは上記のようなサービスや他の受賞取組事例の支援サービスを利用してみるのもいいのではないでしょうか。
楽をすること、他人の手を借りることと「サボる」ことは違います。
どうか気負わずに、楽しい子育てライフを!
そして、このアワードの取組を通して自分たちのまわりに利用できるサービスはあるか、考えるきっかけにしてみてください!
<参考>
・ 厚生労働省「健やか親子21(第二次)ホームページ」
・ 厚生労働省「第9回健康寿命をのばそう!アワード(母子保健分野)受賞取組事例のご紹介」(PDF資料)
・ FUNFAM株式会社