- Home
- ワークライフバランス, 労働環境
- 「暇すぎる」もストレスに! 適度な仕事量は協力関係が鍵
「暇すぎる」もストレスに! 適度な仕事量は協力関係が鍵
- 2016/9/12
- ワークライフバランス, 労働環境
「仕事が忙しすぎる!!」という理由でストレスを感じている人はたくさんいらっしゃると思います。
忙しければ残業も発生しますし、ストレスは積もるばかり……。
しかし、中には「仕事が暇すぎてストレスがたまる!」という人もいるんです!
仕事が忙しくバタバタしている人には何とも贅沢な話だと思われるかもしれませんが、人によっては暇なほうがつらく、ストレスがたまることもあるのです。
暇すぎもツラいんです!
忙しい人からしたら「こっちのほうがつらいんだ!」と言いたくなるような話ですが、「暇」というのも意外に辛いものです。
理由としては、以下が挙げられ、人によって感じ方はさまざまです。
・ 時間が経つのがゆっくり
・ 周りが忙しそうなのに気まずい
・ 自分が成長できない
確かに周りの人がカタカタとキーボードを叩いているのに自分の手が止まっているのは何となく気まずいものです。
その気まずさや、「何かしなきゃ、でもすることがない……」という思いがストレスにつながるのです。
仕事量は適切ですか?
暇と感じるということは、つまり自分の能力や経験に見合う仕事量よりも少ないということです。
近年、パワーハラスメント、通称パワハラという言葉が社会に浸透してきました。
パワハラは、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的に苦痛を与えるまたは職場環境を悪化させる行為をいうものです。
暴行や暴言、不可能なことの強制、仕事の妨害などが有名ですが実は業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じる、仕事を与えないのもパワーハラスメントになるのです。
仕事量が少なく「もっと仕事をしたい」とアピールしても対応してもらえずストレスを感じている方、それはパワハラを受けているのかもしれませんよ?
「仕事量が少ないなんて悩み、相談しづらい」と1人でためこまず、信頼できる同期や友達に話してみるのもストレスから解放される一つの手かもしれませんよ!
仕事量のバランスを大切に
先日は、1日6時間労働制について次のような記事を発信しました。
今回の記事も労働時間の短縮につながることを願って書いています。
社内を一度見回してみてください。
疲れた顔で必死にパソコンに向き合って仕事をしている人はいませんか?
逆に暇そうにパソコンを眺めたりキョロキョロしたりしている人はいませんか?
もし両方のタイプの人がいたら、その部署は、仕事量のバランスを見直す必要があるかもしれません。
仕事量の凸凹を平均にすることができたら、それは直に労働時間短縮につながっていきますし、仕事を助け合うことで社員同士のコミュニケーションが活性化します。
忙しすぎると感じる人は、他の人と分担できる仕事はないか、逆に、暇と感じる人は、自分が手伝えることはないか、ぜひそのように考えて、お互いに積極的に声をかけ合ってみてください!
仕事の質はそのままで、全員が定時に帰れるようになれば、それは会社として理想的なのではないかなと思います。