企業発展は「働きやすい職場」かどうかにかかっている
- 2017/4/5
- 労働環境
働きやすい職場って・・・?
4月になり、新卒の方々やキャリア採用での中途の方々等、多くの企業で新しい社員が入社されたと思います。
少子化・高齢化に伴い、労働人口が年々減少している中で、企業の未来を支える人材を確保することが、今後の企業存続にも影響を及ぼしていくと言っても過言ではないでしょう。
そこで、「働きやすい職場=人材流出を防ぐ」というテーマで条件をいくつかご紹介します。
人気の職場とは?
多くの労働者は、労働環境を重視しています。
労働環境とは、例えば次のような指標を組み合わせたものと考えられていると思います。
・同僚や上司との関係
・休暇の取りやすさ
・評価基準の公正さ
・労働時間
・教育制度の充実
年齢や性別により会社に求める労働環境は多少異なりますが、労働環境改善が企業の発展には必要不可欠でしょう。
時代とともに変化する働き方
終電近くまで残業し、終電を逃せば会社に泊まり込みで働くことが、美学とされていた時代もありました。
数年前から「ワークライフバランス」という言葉が徐々に浸透していき、
仕事だけでなく、どれだけプライベートを充実させていくかが労働者の最大の関心であり、
会社に求める最重要事項なのかもしれません。
では働きやすい職場を作るためには、具体的にどのようなことを行えばよいでしょうか?
重要事項3箇条
①労働条件を見直し、制度を整える
働きやすい職場環境には、働く意欲が高まる労働条件を整えることが大切です。
残業を無くす方法・繁忙期の仕事量を減らす方法・休暇を取りやすくする方法等、
従業員のモチベーションを上げる工夫が必要ですが、従業員によって理想の働き方は異なるかもしれません。
より多くの従業員が求める制度を優先的に整えるようにしてみてはいかがでしょうか。
②コミュニケーションを取りやすい雰囲気を構築する
働きやすい職場=コミュニケ-ションを取りやすい、というのが様々なアンケート結果からもわかります。
上司・部下・同僚等、役職や社歴に関わらず、従業員同士が円滑な関係を構築できていれば、
仕事をする上で余計なストレスを抱えずに済むでしょう。
そのために、座席や職場レイアウト等を工夫することも大事です。
③メンタルヘルスケアに配慮する
一昨年からストレスチェックが義務化されたり、ハラスメントの相談窓口設置が義務化されたりと、
ここ数年でメンタルに配慮する法律が新しく加わっています。
ストレス社会と言われる昨今、メンタルヘルスケア制度が充実している会社であれば、
従業員も安心して働くことができるでしょう。
今までの職場環境にこだわらない。
働きやすい職場環境には、今までの労働条件にこだわり過ぎず、
問題を解決するための新しい制度を積極的に取り入れていく姿勢が重要です。
その姿勢が、従業員から評価され、人が育ち、企業が発展していく時代なのかもしれません。