皆さんの会社は新入社員を迎えましたか。
「今時の若者は~」や「自分が新人の時は~」など、どの時代でもよく耳にする言葉だと思います。
部下が言うことを聞いてくれない、何度指導しても予想より成長していないなど、悩んでいる管理職の人達は少なくないはずです。
現在管理職の人、春から初めて管理職になる人、基本から振り返ってみましょう。
ポイントは偉人の名言にあり
あなたは山本五十六をご存知ですか?
日米開戦時、日本海軍・連合艦隊司令長官を務めていた方です。
山本五十六には名言があります。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」
いい言葉ですね。
私がこの名言を初めて知ったのは、社会人1年目が終わりを迎え、初めて先輩になろうとしていたこの季節でした。
人を育てること全てに共通している
この名言は、ビジネスの場だけでなく子育てにも共通していえるでしょう。
私も2児の父親でもあるので、共感できます。
この名言を現代風に解釈します。
1. まずは自分がやっている姿をみせる
2. その過程や気付いたことを教える
3. 本人にやらせてみる
4. 良かった点を褒めてあげる
この4つの行程の後に改善点を伝えてあげる。
教えることと同じくらい褒めてあげることが大事なことだと思います。
一方的なコミュニケーションにせずに、褒めることで相手のモチベーション向上につながり、もっとがんばろうと自発的な言動に導くことを意識しましょう。
これは上司・部下のビジネスの場だけでなく、親・子の子育ての場面でも一緒であるといえます。
相手を尊重すること
人に何かを伝えるという場面で、相手の立場、考え方を尊重することは非常に大切なことだと考えています。
当然配慮できない場面に遭遇することもありますが、遭遇する確率は少ないでしょう。
基本は相手に配慮し、指導・育児をすることで、あなたの環境は改善することができるのではないでしょうか。
ちなみにこの名言には続きがあります。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」
「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」