通勤がなくなると減ってしまう身体活動!意識的に増やす取り組みを

通勤がなくなると減ってしまう身体活動!意識的に増やす取り組みを

在宅勤務で通勤がなくなったり、休日も自宅で過ごしたりする方は以前にくらべて増えたと思います。
このように日常生活が今までと変わることで、ストレスを抱える人も少なくないでしょう。
心のストレスだけでななく、身体の健康面にもさまざまな問題が出てきます。
今回は、在宅勤務などで減りつつある「身体活動」についてわかりやすく解説します。

身体活動を意識してみましょう

身体活動とは、安静にしている状態よりも多くのエネルギーを消費する活動を指します。
身体活動は次の2つに区別できます。

運動:体力の維持や向上を目的とした活動です。スポーツが該当します。
生活活動:身体活動のなかで、運動以外の活動をいいます。家事・育児・仕事等が該当します。

在宅勤務で通勤時間がなくなるため、今までの生活より身体活動の量が低下してしまいます。

身体活動の低下により健康を害するおそれ

身体活動量は低下している一方で食事量は変わらない、もしくはオンライン飲み会の頻度も増えアルコール量が増えるなど、健康を害する可能性がある生活を多くの方が過ごしている日常です。
在宅勤務はさまざまなメリットがありますが、同じようにデメリットもあると言われています。
新型コロナウイルス感染症が終息した後も在宅勤務が普及するかどうかは非常に注目されています。

企業ごとに健康増進イベントの施策も今後増えるのでは?

身体活動(特に運動)量がふえると、生産性向上につながると言われています。
運動が気持ちのリフレッシュ等にもつながり、より一層仕事に集中することができるとされているのです。
「産業保健新聞」を運営するドクタートラストでも、6月1日から6月30までの1ヶ月間で健康増進イベント(ウォーキング)を実施しています。
このイベントでは、健康管理のアプリや歩数を計測できるデバイスを使い、歩数を記録して個人単位や部署単位で歩いた歩数を競います。
社内では「昨日は〇歩あるいた!」「今日はこの後走る!」といったやり取りが活発になされています。
身体活動量を維持するために、このような健康増進イベントを実施してみてはいかがでしょうか。

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杉山敏之株式会社ドクタートラスト

投稿者プロフィール

人生で一番多くの時間を費やす「働く」という行為が少しでも有意義になるように、「いかに元気に過ごすか」をテーマに少しでも意義のある情報をお届けできればと思っています。「企業」と「労働者」双方に必要とされ、生産性の向上へ貢献できるよう努めてまいります。
【保有資格】健康経営アドバイザー
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼、リリース送付などはこちらからお願いします】

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