働く女性がもっとハッピーになるために

昨今話題となっている❝保育園問題❞からもみられるように、今、「女性の働き方」は日本が抱える課題のひとつです。

女性の社会進出が急速に進んでいる一方で、結婚、出産、育児、介護などのさまざまな理由により、女性が自由に働き続けることは依然として難しいという現実があります。

こうした「女性の働き方」問題は、多くの企業においても解決したい、もしくは解決しなければならない課題のひとつなのではないでしょうか。

そこで、あるサイトをご紹介したいと思います。

 

女性の新しい働き方を提案

Happy Back to Work(運営:Google)

このサイトでは、女性の活躍支援、新しい働き方の提案、実現のための取り組み等が紹介されています。

さまざまな理由によって女性が仕事をしづらくなる状況を改善するため、家族・上司・同僚・会社の人事・地域社会など様々な立場の人が実現可能な「女性が働きやすくなるアイデア」を集め、サポーター企業や団体と共に実践の輪を広げていこうとするものです。

 

働き続けられない理由は「場所」と「時間」

Googleでは、2013年~2014年に「どのような働き方が女性を幸せにするのか」について調査(対象:25~49歳の女性)を実施しました。

この調査結果によると、女性が働き続けられない大きな理由は「場所」と「時間」とのことです。

「働き続けることが難しい理由」としては、過半数が「場所に関する制限 (通勤や勤務できるエリアなど)」と「時間に関する制限 (子育てや急な病気への対応など)」を理由として挙げ、キャリアや賃金、待遇などの不満よりも大きな理由となっています。

女性がより幸せになる働き方についての調査結果

 

働く女性を応援するアイディアがいっぱい

「Happy Back to Work」では、上記の問題の解決策の一つとして、サポーターを募り、環境改善の実施や先進的な施策の事例を紹介しています。(現在、885の企業個人がサポーターとして参加中。)

・定時をずらして働くスライドワーク

・在宅勤務を当たり前にする

・帰るときの「すみません」をやめる

・時間ではなく、成果で正当な評価を

・歓迎会等は夜ではなくランチ会にする

など、多くのアイディアや取り組みが紹介されています。

女性活躍のための制度をお考えの企業様、参考にされてはいかがでしょうか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

高橋 さなえ株式会社ドクタートラスト 産業保健部 保健師

投稿者プロフィール

会社員時代に産業保健に興味を持ち、保健師になりました。
企業勤めの経験を活かし、はたらく人にとって身近なテーマを発信させていただきます!

この著者の最新の記事

関連記事

解説動画つき記事

  1. 【動画あり】休職者、在宅勤務者をサポート「アンリケアサービス」~その魅力と導入の流れ~

一目置かれる健康知識

ページ上部へ戻る