満員電車のストレスを上手に解消する方法

4月から新しい生活が始まり、通勤で電車やバスといった公共交通機関を利用し始めた人はたくさんいることでしょう。

毎日の通勤の顔ぶれが少し変わったなと感じている人もいるのではないでしょうか。

多くのサラリーマンにとって毎日逃れようのない通勤ラッシュ。

満員電車に乗った際のストレスはジェットコースターが落下する寸前の2倍以上と試算されています。
乗車率180%を超えると「超満員電車」といわれるようですが、首都圏の鉄道の混雑率は驚くべきものがあります。

全国<満員電車>乗車率ランキング

●1位:東京地下鉄 東西線【木場 →門前仲町】
混雑率 200%
混雑時間帯 7:50~ 8:50

●2位:JR東日本 山手外回り線【上野 →御徒町】
混雑率 199%
混雑時間帯 7:49~ 8:49

●3位:JR東日本 総武線【錦糸町 →両国】
混雑率 199%
混雑時間帯 7:34~ 8:34

●4位:JR東日本 京浜線【上野 →御徒町】
混雑率 197%
混雑時間帯 7:50~ 8:50

●5位:JR東日本 南武線【武蔵中原 →武蔵小杉】
混雑率 195%
混雑時間帯 7:30~ 8:30

●6位:JR東日本 横須賀線【武蔵小杉 →西大井】
混雑率 192%
混雑時間帯 7:34~ 8:34

●7位:JR東日本 中央快速線【中野 →新宿】
混雑率 191%
混雑時間帯 7:54~ 8:54

●8位:小田急電鉄 小田原線【世田谷代田→下北沢】
混雑率 189%
混雑時間帯 7:46~ 8:48

●9位:JR東日本 埼京線【板橋 →池袋】
混雑率 188%
混雑時間帯 7:50~ 8:50

●10位:東京都 日暮里・舎人ライナー線【赤土小学校前 →西日暮里】
混雑率 187%
混雑時間帯 7:20~ 8:20

※国土交通省 平成26年度「混雑率データ」より

上記のランキングをみるとやはり東京に集中していますね。
そんな毎日の満員電車で少しでもストレスを溜めないようにするには、いったいどうすればよいのでしょうか。ここでは、5つのヒントを挙げてみます。

考え方一つでストレスの度合いが劇的に軽減される

1.乗る時間帯を早め、空いている電車に乗る
朝が早くなって嫌だと思われるかもしれませんが、いつも急行列車に乗っている人であれば、各駅停車に乗るだけで随分と混み具合が違います。ぎゅうぎゅうの満員電車で朝からイライラするよりも、ゆったりと電車に乗り、音楽を聴いたり、本を読んだり、自分の好きなことを楽しむ時間にしてはいかがでしょうか。

2.マスクをしてみる
身動きが取れない社内で、隣に香水や体臭がきつい人がいたら、それだけで相当なストレスになります。また満員電車は色々なウイルスも飛び交っているため、インフルエンザや風邪予防にもなります。

3.目を閉じて目を休める
狭い車内でスマホをいじったりゲームをするためのスペース確保は、周囲に多大なる迷惑がかかるとともに肩がぶつかったりとお互いに不愉快な気持ちになります。どうせ身動きが取れないのであれば、目を閉じて目を休めてあげましょう。

4.できるだけ奥に入る
降車時にすぐに降りたい気持ちはわかりますが、入り口付近は大変混雑し、停車駅ごとにもみくちゃにされます。人が多く降車する駅で下車する場合は、入り口付近でなくても問題なく降りられますので、できるだけ奥に入るようにしましょう。意外と奥はスペースがあるものです。

5.「座りたい」という気持ちは捨てる
座りたいのに座れないとストレスが余計にかかります。最初からあきらめておいたほうが、精神衛生上は良いと思います。

体力までも消耗する満員電車。日常に少し取り入れるだけで満員電車のストレスの軽減につながる方法をご紹介しました。

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小橋 凛株式会社ドクタートラスト

投稿者プロフィール

留学経験や外資系企業、大手企業での就業経験を通じて、働き方について外国と日本のギャップを目の当たりにしました。
会社の規模に関係なく、働く人を取り巻く環境を変えていかなければ、過重労働やメンタルヘルス不調が減ることはありません。
他業種での経験を活かして、元気で健康な社員づくりに努めていきます 。
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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