オフィスで簡単にできる「むくみ対策」
- 2016/7/12
- 夏
電車やオフィスの冷房がきく季節になりましたね。
蒸し暑い日は涼しくて快適な一方、立ち仕事の多い方、または座っていることが多いデスクワーク中心の方に気をつけていただきたいのが「むくみ」です。
空調を調節できればいいのですが、広いオフィスやビルで一括管理をしている会社はなかなか難しいと思います。
次のようにちょっとした工夫をして、「むくみ」にさよならしましょう!
冷たすぎない水分を摂取!
常温、温かい水分を摂取するようにしましょう。
冷たい飲み物を飲むと、胃腸へ負担をかけます。
代謝機能を低下させて、脂肪を燃焼しにくくさせてしまうとも言われています。
着圧ストッキングを着用!
デスクワークが中心で椅子に座っている姿勢の多い方は、血液を心臓へ押し戻す力が弱く、むくみができやすくなってしまいがちです。
そんな方にオススメなのが着圧ソックス・弾性ストッキングです。
商品は、以下のような表記で圧の強さが表示されています。
・ 着圧レベル(圧力):mmHg(ミリエイチジー)やhPa(ヘクトパスカル)
※1mmHg=約1.3hPa
・ 糸の太さ:デニール
ただ、圧が強ければ強いほどよいというわけではありません。
適度なもので、自分に合った商品を着用しましょう。
利尿効果のある食べ物を摂取!
むくみ解消に効果のある栄養素は数多くありますが、中でも効果のあるのが、カリウムです。
カリウムは体内に増えすぎた塩分(ナトリウム)の排出を促進し、体内の水分量を一定に保つ働きをしてくれます。
塩分排出と利尿作用があり、むくみ解消にはもってこいです。
カリウムを多く含む食材
果物:バナナ、アボガド、桃、オレンジ、プルーン、キウイ
ドライフルーツ:干し柿、バナナチップ、レーズン、プルーン
野菜:かぼちゃ、にら、茄子、白菜、セロリ、里芋
果物やドライフルーツを間食に上手に取り入れてみてはいかがでしょうか?
また、バナナなら忙しい朝食の時間でも、簡単にプラスできそうですね。
野菜は食事に積極的に取り入れましょう。
<18歳から49歳のカリウム摂取量の目安と目標値>
男性:目安2,500mg、目標値3,000mg
女性:目安2,000mg、目標値2,600mg
※日本人の食事摂取基準(2015年版)より
移動時はなるべく足を動かす!
エレベーターやエスカレーターよりも階段を利用するように心がけて、下半身を動かして血行を良くしましょう。
そういう環境で働いていないという方、こちらはいかがでしょうか?
椅子に座ったまま簡単ストレッチ!
着席したままでもストレッチは可能です。
・ 背筋を伸ばす
・ 足首を回す
・ 両足を上げ下げする
上記のように座ったまま下半身を動かす動作を取り入れてみましょう。