応募締切は7月31日!「テレワークトップランナー2024」の募集が始まりました

総務省は、ICTを活用した柔軟な働き方であるテレワークの普及促進のため「テレワークトップランナー2024」の募集を開始しました。
今回は「テレワークトップランナー2024」の詳細をご紹介します。

「テレワークトップランナー2024」の目的

総務省は、テレワークの普及促進を目的として、優れた取り組みを行っている企業や団体を「テレワークトップランナー」として選定し表彰してきました。
これまでにも、数多くの企業・団体を公表しています。
「テレワーク」は数年前まであまり馴染みのない言葉でしたが、 新型コロナウイルス感染症の拡大により広く世間に認識され、多くの企業で導入が進み始めました。
現在はどうでしょうか。
感染症の収束に伴いたくさんの企業で導入されていたテレワークが廃止され出社への回帰が一部で見られるようになってきました。
しかしテレワークを行なっている企業では、働き方に対する従業員の満足度が高い傾向にあります。
またオフィスや交通費などのコスト削減にもつながります。
そこで「テレワークトップランナー2024」は、テレワークの普及や、テレワークの持つ経済効果やテレワークが導入しにくいと思われている業態における成功事例を広く紹介し、積極的な導入や活用の参考になることを目指しています。

「テレワークトップランナー2024」の応募方法

「テレワークトップランナー2024」の応募対象は、テレワークまたはサテライトオフィスが就業規則等に定められている企業・団体で、民間企業(株式会社、合名会社、合資会社、合同会社など)、特定非営利活動法人、地方公共団体およびそれに準ずる団体が該当します。
応募方法については、「テレワーク月間ウェブサイト」にアクセスし、応募フォームを通して必要事項を記入の上、提出します。
詳細な実施要項や応募様式は、同ウェブサイトからダウンロードが可能です。
なお、応募時点までの過去3年間において労働関連法令およびその他関係法令等に重大な違反がないことが条件です。

「テレワークトップランナー2024」の審査基準
① テレワーク対象従業員の割合
② テレワーク対象従業員のテレワーク実施者割合
③ テレワーク実施者のテレワーク実施頻度
(ア) テレワークの活用による経営効果の発揮
(イ) テレワーク時のコミュニケーション面・マネジメント面の課題解決
(ウ) 地域産業の活性化や地域情報化の推進等の地域課題解決への寄与につながる取組
(エ) テレワーク導入が馴染まないと思われている業態の企業・団体におけるテレワーク活動・業務改革
(オ) そのほかの好事例

① 〜③にプラスして(ア)〜(オ)のに該当する優れた取組(複数選択可能)を行なっている企業・団体を「テレワークトップランナー2024」に選定します。
特に優れた取り組みを行っている企業・団体には、「テレワークトップランナー2024総務大臣賞」が授与されます。

「テレワークトップランナー2024」の結果発表

審査結果は、2024年10月頃に総務省のホームページおよびテレワーク月間ウェブサイトで公表される予定です。
優れた取組みを行っている企業は「テレワークトップランナー2024総務大臣賞」に表彰されます。
この表彰式は、厚生労働省の「輝くテレワーク賞」や内閣府地方創生推進室の「地方創生テレワークアワード」と合同で実施され、テレワークへの取組を幅広く発信されます。
さらに、「テレワークトップランナー2024総務大臣賞」受賞企業・団体は、メディアを通じて広く発信されていきます。
新聞などのマスメディアや就職・転職情報サイトなどに掲載されます。
また、過去には大賞を受賞した企業がYoutubeにてテレワークの内容について配信している様子も見れました。
柔軟な働き方を導入しているというアピールにもつながるでしょう。
「テレワークトップランナー2024」は、テレワークの大切さと経営効果を再認識させる重要な取組です。
企業や団体が働き方を選び、そして従業員が働きやすいと思える環境を企業側からつくりあげることが大切です。
テレワークを現在行なっている企業で、興味のある企業・団体の皆様はぜひテレワーク月間ウェブサイトを確認し、積極的に参加してみていただきたいと思います。
過去の大賞受賞企業も、サイトにて確認できますので取組事例を参考にしてみてはいかがでしょうか。

<参考>
総務省「『テレワークトップランナー2024』の募集開始」

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牧原 花林株式会社ドクタートラスト

投稿者プロフィール

前職は残業がかなり多く、長時間労働で帰宅する日々を送っていました。こうした労働環境下で体調を崩すことも多く、健康を考えるようになり、2023年にドクタートラストに入社。
自分自身の経験を活かしつつ、健康について発信していきます。
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼、リリース送付などはこちらからお願いします】

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