健康寿命を延ばすために!難易度低めの「健活10」とは

健康寿命を延ばすために!難易度低めの「健活10」とは

「人生百年時代」と言われる昨今ですが、寿命とは別に「健康寿命」があるのはご存じですか。
健康寿命は日常生活を制限されることなく健康的に生活できる期間を指し、注目度の高まっているキーワードです。
今回は、健康寿命を延ばすべく大阪府が取り組んでいる「健活10」をわかりやすく解説します。

難易度は低め!「健活10」とは?

「健活10」とは、大阪府が府民の生活習慣の改善や生活習慣病の予防のために掲げる「10の健康づくり活動」です。
「健活10」を掲げた背景には、大阪府の健康寿命が男性71.50歳(全国39位)、女性74.46歳(全国34位)と全国と比較して低迷していることが挙げられます。

<10の健康づくり活動>
1.健康に関心を持つ
2.朝ごはん&野菜をしっかり食べる
3.日ごろから体を動かし運動をする
4.ぐっすり眠り疲れをとる
5.ストレスとうまく付き合う
6.お酒の飲みすぎに注意する
7.たばこから自分と周囲の人を守る
8.歯と口の健康を大切にする
9.検診(健診)を受ける
10.病気が見つかったらきちんと治療する

健康寿命を延ばすカギは「運動」「食事」「睡眠」

健康寿命を延ばすためには、健康寿命を縮める要素を排除することが大切です。
不健康な状態になってから慌てて対策をはじめるのではなく、「健康な状態の維持」を心掛けましょう。
なかでも重要なのは「運動」「食事」「睡眠」の3つです。

運動のポイント

運動面では、適度に体を動かすことの習慣化、すなわちけ「継続して運動」が大事です。
たとえば1日30分程度のウォーキングを続けてみましょう。

食事のポイント

「食事」は、栄養バランスも気を付けたいところですが、なかなか難しいものです。
栄養バランスを考えるのが面倒な人は、まず「彩のよい食卓」を意識してみてください。
自然と栄養バランスが整いますよ。

睡眠のポイント

「睡眠」では。良質かつ十分な時間を確保しましょう。
良質な睡眠を得るためのコツとしては、①朝起きたら日光を浴びる、②就寝1時間前になったらテレビやスマホから離れるなどがります。
また、睡眠時間は個人ごとにことなりますが、一般的には6~7時間がよいとされています。

大阪府民なら「健活10」専用アプリを使いこなそう

「健活10」には、取り組みをサポートするアプリ「アスマイル」も用意されており、18歳以上の大阪府民ならだれでも登録できます。
「アスマイル」に健康活動を記録することで、健康管理が容易になるだけではなく、ポイントがたまるなど嬉しい特典が用意されています。
皆さんも自治体などの無料サポートなどをうまく活用しながら楽しく健康活動をしましょう。

<参考>
・ 特定非営利活動法人日本介護予防協会「健康寿命とは何を意味する?」
・ 大阪府「健活10」
・ 大阪府「アスマイル」

<記事監修>
小幡祥子(保健師)

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兼光 泉帆株式会社ドクタートラスト

投稿者プロフィール

就職活動中に友人の話を聞き、相談を受ける中で、自分らしく楽しく健康で働ける職場の大切さを実感しました。より多くの方に職場でのストレスを軽減し楽しく働いていけるように、健康に働くことへつながる情報をわかりやすくお届けしていきます。
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