働き方改革と休み方改革、どちらも重要です

2019年4月に働き方改革法が施行されますが、法制度にかかわらず、自主的に「働き方改革」に取り組んでいる企業も多いでしょう。

休み方は働き方と同じくらい重要

このときに忘れてはいけない視点は「休み方改革」です。
ただ働くだけではなくきちんと休むことができなければ、良いパフォーマンスを発揮することができず、生産性が向上しないからです。

みなさんの会社は労働者がきちんと休むことができる環境でしょうか。
またみなさん自身は、きちんと休むことができているでしょうか。

働き方・休み方改善ポータルサイト

厚生労働省の「働き方・休み方改善ポータルサイト」では長時間労働や年次有給休暇に関する現在の状況を簡単な設問に答えるだけで自己診断できるツールが、企業向けと個人向けの2種類紹介されています。
企業向け診断は人事労務担当者が対象で、休み方に関する会社の実態や具体的な課題を抽出し、グラフで視覚的に把握することができるとともに、改善に向けての対策のヒントを得ることができます。
個人向け診断は全社員が対象で、自身の仕事の進め方や仕事に関する考え方の振り返りや休み方の再確認をすることができます。

同サイトではほかにも、抽出された課題別の対策法や、休暇制度・支援法、他社の取り組み事例など、休み方に関するさまざまな情報が掲載されています。
無料で利用可能ですので、ぜひ一度ご利用されてみてはいかがでしょうか。
また休み方改革については産業保健新聞でもご紹介しておりますので、こちらも併せてご参考にしていただければと思います。

<参考>
・ 働き方・休み方改善ポータルサイト(厚生労働省)

こちらもご一読ください



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北原梨英株式会社ドクタートラスト 保健師

投稿者プロフィール

大学を卒業後、保健師として活動するほか、健康経営エキスパートアドバイザーとしてさまざまな企業様の健康経営を支援してきました。現在はセミナーのご依頼が最も多く、得意とする女性の健康増進と活躍推進をはじめ、多くのテーマでお話をしております。「従業員に長く健康に働き続けてほしい」「健康経営に取り組みたい」「健康経営優良法人の認定を目指したい」などお悩みがございましたら、まずはお気軽にご相談ください。どのようなご状況の企業様にも親身に寄り添って、今すぐできることからご提案し、一緒に取り組んでいくことをお約束いたします。
【保有資格】保健師、健康経営エキスパートアドバイザー、看護師、第一種衛生管理者、人間ドック健診情報管理指導士
【ドクタートラストの保健師サービスへのお問い合わせはこちら】
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