「やりたい!」を叶える長期休暇制度

何かを始めたい、学んでみたいなど、何か新しいことに興味がわいたとき、「でも仕事があるし、社会人だとなかなか始める時間がない…」と諦めた経験はありませんか。
社会人になってから、新しいことを始めるのってなかなか難しいですよね。

私自身、社会人になって自由な時間が少なくなり、新しいことを始めるなんて会社を辞めないと無理!と思っていました。

しかし、世の中には、働きながら自分のキャリア形成ができる制度を導入している企業があることはご存知ですか?
その制度の名は「ディスカバリー休暇」。
今回は、MSD株式会社が取り入れている新しい休暇の形についてお話をさせていただきます。

ディスカバリー休暇とは

「ディスカバリー休暇」と聞いて、みなさんはどんな制度を想像しましたか?
ディスカバリー(discovery)とは、日本語で「発見」を意味しますが、ディスカバリー休暇は、その名の通り、新たな自分の発見のための休暇制度です。

ディスカバリー制度

対象: 勤続1年以上の社員
概要: 既存の休暇制度に加えて、年間最大40日まで取得可能な休暇制度

この休暇を利用して、語学留学やボランティアなどに参加し、自分の経験やスキルアップを目指すことができます。
また、そのほかにも家族と一緒に過ごすための休暇取得も認められています。

ディスカバリー休暇=有給休暇?

ディスカバリー休暇は、有給休暇とは異なります。
休暇をとっている期間は無給扱いとなりますが、失効した年次有給休暇の保存ができる積立休暇を利用すれば有給休暇扱いにすることも可能です。
また、この制度は、連続して40日間の休暇を取得ことも可能ですが、1日単位で分割させて取得することも可能です。
また、分割させて取得すれば、週休3日を実現することができます。
休暇を利用して学校へ通ったり、資格取得のための勉強に集中して取り組むこともできるでしょう。

さいごに

社員のスキルをもっと向上させたいと考えている企業も多いのではないでしょうか。
今回お話した「ディスカバリー休暇」は、社員のスキルアップに積極的にアプローチできる制度です。
社員の要望を叶えることで満足度を高めることは、働きやすい環境づくりにもつながります。
さらに、休暇中に身につけた新たな知識や経験、スキルを会社にもどって貢献することで、会社全体のレベルアップが期待できます。
MSD株式会社では、2018年6月1日時点で資格取得や大学院通学、海外ボランティア参加等で11名が利用していたとのこと。
みなさんの企業でも、社員の成長のために新しい働き方の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

参照:「MSD株式会社、年間最大40日のディスカバリー休暇と副業ガイドラインを導入 ―社員の成長を後押し、さらにイノベーションで強い組織へ―」(MSD株式会社)

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