つい先日お正月を迎えたばかりのような気がしますが、2019年もすでに2月中旬です。
月日の流れというのは早いですね……。
さて、2月というと、人事担当者は「とある準備」で大忙しかと思います(現に筆者も大忙しです)。
その「とある準備」とは、「2020年卒新卒採用」のこと。
毎年3月にスタートする新卒採用活動。
本日は、その活動準備・会社アピールに役立つかもしれない「社員が求めている福利厚生」についてまとめてみようと思います。
そもそも何で福利厚生は大切なの?
福利厚生は、企業が従業員に対して渡す給与などプラスして支給する非金銭報酬のことです。
なんで必要なのか一言でいいますと「福利厚生の充実=働きやすさ」だからです。
2019年4月には働き方改革関連法が施行されるにあたり、ここ最近は「働き方改革」にどの企業も注目しています。
それは、これから就職活動をする学生にとっても同じでしょう。
「働き方改革にどれくらい、どうやって対応しているのか」をわかりやすくアピールできる項目のひとつが福利厚生ですので、充実させておいて、損はありません!
注目度の高い福利厚生は?
人事として採用に携わっていて感じる、学生が1番気にしている福利厚生は「住宅手当・家賃補助」です。
東京都心に事業所をかまえる企業も多いかと思いますが、学生がいざそこで働くとなった場合、真っ先に考えるのは
「どこに住もうか」
「会社の近くに住みたいけど家賃が……」
といった住まいに関することだと思います。
この不安を少しでも解消する「住宅手当・家賃補助」は、現在働いている側からしてもとても魅力的ですよね。
そのほか、住まいに関する福利厚生以外に、ちょっと珍しい、ユニークな福利厚生をご紹介します。
「いいな」と思ったものは、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか!
昼食・食事補助
その名のとおり、従業員に対して「食事」の面で還元するものです。
社員食堂やお弁当・お惣菜をオフィス内に常備するサービスのものなど、方法はさまざまです。
以前の記事で、もっと詳しく紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。
健康面の補助
「健康経営」という言葉も、そこかしこで耳にするようになりましたね。
会社を盛り上げるには、まず社員の健康から!ということで、健康に関する福利厚生もじわじわ人気がでてきています。
たとえば、株式会社イーヤスが提供する「オフィス de リラックス」は、プロの施術師が事業所に定期的に訪問し、従業員の疲れやストレスをマッサージによって軽減するというサービスです。
肉体労働が主な企業ははもちろん、デスクワークが多い企業にもおすすめです。
また、当社ドクタートラストは「健康で元気に働く人を増やす」ことを目標にしていますが、まずは従業員の健康をということで、スポーツジムの会費を会社が負担するという福利厚生を取り入れていますよ!
必要な福利厚生は変わっていく
福利厚生の充実は
・優秀な人材の確保
・雇った人材の離職を防ぐ
・すでに在籍している従業員のモチベーションアップ
などの利点がたくさんあり、就職活動をする学生も必ずチェックをする項目です。
「すでに充実しているから大丈夫」
「いままでの福利厚生で特に不満などは出てない」
本当にそうでしょうか?
働き方や労働環境は常に変わります。
それぞれの企業にあった福利厚生をもって、働きやすい職場づくりを検討してみてはいかがでしょうか!