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毎月のプレミアムフライデーに「テーマ」を!
- 2018/1/26
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来月で1周年!
昨年2月から始まったプレミアムフライデーも、来月で1年を迎えます。
10月に推進協議会はプレミアムフライデーについてさまざまな調査を実施。その結果を公表しました。
今回は、プレミアムフライデーの「今」について、考えていきたいと思います。
プレミアムフライデーの現状
今回の調査で427名の20代男女に「『プレミアムフライデー』についてどのように思いますか」という質問をしたところ、53%の方が「賛同する・ある程度賛同する」と回答。過半数が賛同を表明しているという結果であったことを発表。
また「あなたは、今後、『プレミアムフライデー』に参加し、 新しい体験を楽しみたいと思いますか?」という質問に対しては62.5%の人が楽しみたい意向を回答しています。ここから、若者の「プレミアムフライデー」に対する前向きな姿勢が明らかになりました。
また同調査で「プレミアムフライデー」の認知度は9割と高い水準にありますが、インターネット上で行った調査によると、勤務先でプレミアムフライデーが「導入されていない」と回答した人は89.4%に上り、「導入されたが中止となった」と回答した人は1.0%に上ります。
この実態を基に、推進協議会ではプレミアムフライデーの浸透に向け、昨年10月からある取り組みを始めていました。
プレミアムフライデーが働き方改革の一助に!
調査の結果を経て、推進協議会は、働き方改革の浸透や消費喚起の実現に向けた「今後の方針」を発表しました。
その内容とは、各月ごとに、季節に合わせた推奨テーマを発表するというものです。
10月は「プレミアムハロウィン」、11月は「プレミアム“カラダ”プライデー」、12月は「プレミアム年忘れプライデー」とすでに実施されており、今月(本日)のテーマは「プレミアムはじめるフライデー」となっております。今後も月末金曜を基軸に、“振替プレミアムフライデー”など各企業・団体の状況に合わせて柔軟な対応も推奨し、推進していくとのことです。
また、働き方改革の契機として、「プレミアムフライデー」を活用した4割の企業のうち、約7割の企業がその“効果があった”と回答しています。
「プレミアムフライデーに向けて計画的に業務・休暇スケジュールを組むようになり、働き方や業務プロセスを見直す意識が高まった」
「総労働時間が削減された」
「15時で帰宅し、職場の懇親会や家族との時間に充てたという声が聞かれた」
など、前向きな効果が表れていることが分かります。推進協議会では、取組に関する調査については、今後も定期的に実施していくため、今後の動きにも注目したいと思います。
参考:今後のプレミアムフライデーの実施方針について(https://premium-friday.com/doc/release20171020.pdf)