椅子の座り方を変えて、仕事の効率アップ!
- 2017/5/11
- 健康管理
社会人になると、一日の活動時間の大半を仕事をして過ごすことになります。
デスクワークの作業をしている方も非常に多いと思います。
椅子に座り、パソコンでの作業が大半の日々を長年過ごしている方々は、運動不足を感じることも多いでしょう。
椅子の座り方を意識するだけで、健康に大きな影響を及ぼすともいわれています。
皆さんも日頃の椅子の座り方を振り返ってみてはいかがでしょうか。
悪い座り方とは
まずは身体に悪影響を及ぼす可能性がある座り方から見ていきましょう。
・猫背である
・背もたれに体重をかける
・足を組みながら作業する
猫背で座っている状態は、お腹の筋肉を使わない、背中に常に負荷が掛かる、モニターとの距離が近くなるため、視力にも悪影響を及ぼします。
内臓が前に押し出されたような形になるので、筋肉量の低下とともにお腹がどんどん出ていってしまいます。
逆に、椅子の背もたれに体重をかける座り方も、体重を背もたれに依存してしまい、自分の筋肉で自分の体を支えなくなるので、筋肉量が低下する原因になります。
足を組みながら座る姿勢も良くありません。
骨盤が歪んでしまい、体の姿勢のバランスが崩れてしまうと言われています。
悪い座り方を続けると、全身の筋肉を使わなくなり、筋肉量の低下とともに代謝も減っていき、脂肪がつきやすい体になってしまいます。
こういった座り方は日常的に癖になっている人も多くいます。
無意識にそうならないよう、常に改善の意識を持つことが重要です。
オフィスでの正しい座り方とは
基本は背筋を伸ばし、椅子に深く座り、軽く背もたれに体重をかけている状態にします。
全体的に身体に緊張を与えすぎず、楽な姿勢になりすぎないように意識しましょう。
正しい姿勢を維持するために、以下の事柄も重要となります。
・モニターの高さを調整する
・キーボードの位置を調整する
・椅子の高さを調整する
鼻がモニターの真ん中に来るようにすると、目線を正しい位置に合わせやすくなります。
キーボードの位置は、ひじが直角に見える範囲内に置きましょう。
上体を起こしたままキープしやすく、首や腕の余計な力みも減ります。
椅子の高さは、膝が直角になるように深く腰かけると、骨盤が立ち、正しい姿勢を維持しやすくなります。
正しく座れば良いことずくめ
筋肉を常に軽く使っている状態が続くため、カロリー消費が自然に増えます。
ダイエットにも効果はありますが、筋肉を常に使っているとさらに筋肉がつくようになるので、スタイルの改善と代謝アップという好循環が生まれます。
姿勢をよく保っていれば代謝がアップするため、肩の凝りや疲労も起こりにくくなり、歪みもなくなり血行も良くなります。
その結果、冷え性の解消や肌のたるみ、しわ、むくみ等の改善も期待されます。
一日の大半を過ごすオフィスでの過ごし方は、健康にも大きな影響を与えます。
常に意識して自分の座り方を改善していくことで、仕事にも集中しやすくなり、業務の効率アップにもつながることでしょう。
皆さんも日ごろの座り方を意識してみてはいかがでしょうか。