新年の始まり、心機一転リフレッシュしませんか

2020年が終わろうとしています。
今年は皆さんにとってどのような年でしたでしょうか。
2月頃より新型コロナウイルス感染症の流行が始まり、緊急事態宣言が出されたり、慣れない在宅ワークが開始されたりするなど、職場環境の変化やストレスも大きい年だったのではないかと感じます。
年末の過ごし方も例年とは違い、コロナ禍でどのように過ごすか悩まれながら迎えられる方も少なくないかもしれません。
また、このような状況が続いているため、こころの疲れも溜まっていらっしゃる方が多いと思います。
こころの疲れがたまってしまっている状態では、仕事での生産性が低下したり、思うように心身が休まらないなどさまざまな弊害が出てきてしまいます。
年末はまとまったお休みをとることのできる方も多いと思いますので、ぜひこころのケアも取り入れてみてください。
今回は、「こころのケア」としてマインドフルネスの一つ、「マインドフルネス呼吸法」をご紹介します。

マインドフルネスとは?

マインドフルネスとは、「今この瞬間」に集中することで、その他の出来事に捕らわれることなく、冷静に物事へ対応できるようになり、余計な不安や恐怖に襲われて心が疲れるということが少なくなっていきます。
マインドフルネスの詳細は、以下の記事を参考にしてください。

マインドフルネス呼吸法とは?

マインドフルネス呼吸法とは、ゆったりとした呼吸を行うことでリラックスした気持ちになることを活用したものです。
以下の手順で行います。

<マインドフルネス呼吸法>
1. 背筋を伸ばして軽く目を閉じる
2. 鼻からゆっくりと息を吸う(4秒)
ポイント:鼻腔を空気が通ることやお腹に空気が入っていくことを意識する
3. 鼻からゆっくりと息を吐ききる(8秒)
ポイント:鼻腔を空気が通ることやお腹から空気が出ていくことを意識する
4. 「今ここで自分が呼吸をしている」ことに意識を向けて自分の呼吸を注意深く観察しながら2と3を繰り返す(60~90秒)

マインドフルネス呼吸法を続けることによって、こころの疲れを改善するのみではなく、免疫力も向上するとされている研究データもあります。
感染症全般が流行しやすい今の時期取り入れていただけましたら幸いです。

感染予防行動も忘れずに

また、年末年始はご自宅で過ごす方も増えていらっしゃると思います。
初詣などで外出される際にはコロナウイルスへの感染予防行動をとることを忘れずに、心身共にリフレッシュして仕事始めを迎えられるようにしましょう。
復習となりますが、感染予防行動は以下の資料を参考にしてみてください。

こころの耳「専門家からのアドバイス(こころのケア)」
厚生労働省「新型コロナウイルス感染予防のために」

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吉尾 清乃株式会社ドクタートラスト 保健師

投稿者プロフィール

大学在学中に働く世代の方々の健康の大切さに興味を持ち、保健師になって約10年。今までいろいろな現場にてメンタル身体問わず健康の大切さをお伝えさせていただいてきました。働き盛りの忙しい時期にご自身の健康にいかに気を気を使えるか、これがこれからの人生100年時代をイキイキと生き抜けるかどうかに非常にかかっています。そのお役に立てるよう忙しい中でも読んでよかったと思える情報をお伝えしていきます。
【保有資格】看護師、保健師、第一種衛生管理者、人間ドック健診情報管理指導士、健康運動指導士
【ドクタートラストの保健師サービスへのお問い合わせはこちら】
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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