「働きやすさ情報」ネット公開へ

厚生労働省は「働きやすさ」が一目でわかる数万社規模のデータベースをつくり、それを2018年中にインターネットで公開するための準備を進めています。

働きやすさとは?

働きやすさの指標は、以下の3本柱としています。
・女性の活躍がどのくらい進んでいるか?
・若者の採用に積極的かどうか?
・有給休暇の取得や残業時間の削減が進んでいるか?

※女性の活躍 ~ 管理職に占める女性の割合や平均勤続年数、男女別の育児休業の取得率などを載せる
※若者の採用状況 ~ 直近3年の離職者数、メンター(指導者)制度の有無などを載せる

ネット公開のメリットは?

<求職者側>
・働きやすさが目に見えるため、入社前・入社後のギャップが軽減される
・様々な情報が集約されるため、就職活動などにとても便利になる

<企業側>
・自社の「働きやすさ度」が目に見えるため、良い人材を採用し易くなる
・働きやすさを向上させることにより、社内環境が良くなり、業績が上がることが予想される
・若者の就労促進に取り組む企業に認定されれば、ハローワーク等で重点的に宣伝できるようになる
・助成金が加算される

働きやすさをインターネット上で公表するサイトですが、今年度(2017年度)予算にも計上され、早期公開を目指し、現在制作中とのことです。

継続的な企業発展には、働きやすさ度UPが必要不可欠

働き方、働かせ方の見直しについて、大きく叫ばれるようになってきました。これも時代の流れでしょうか。
最新の有効求人倍率と完全失業率を見てみると、いわゆる『売り手市場』になっており、いかに有能な人材を採用し、長期間勤続してもらうということが必要となっています。
優れた人材を採用するためにも、「働きやすさ」を上げる必要があります。
また、働きやすさは、メンタル不調者の発生件数にも直結します。

継続的な企業発展のためにもぜひ「働きやすさ度」UPに取組んでいただきたいと祈っています。

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