【保育士ママが教える!】育休中パパのすべきことが第一子と第二子で異なるワケ
- 2023/2/24
- 育児
皆さんこんにちは。保育士の吉沢です。
男性の育休が推奨されるようになり、上司から「育休取る?」と声をかけられた方も多くなってきたのではないでしょうか。
しかし、いざ「父親として育休を取ろう!」と思っても、何をしたらいいのかわからない人も多いでしょう。
そこで今回は、保育士として、子を育てる母として、パパはこんなことをしたらいいよというお話をさせていただこうと思います。
ぜひ、それぞれのご家庭で必要な部分を組み合わせながら、より過ごしやすい方法を探してみてくださいね。
赤ちゃんが生まれる前に家事全般をできるようにしておきましょう!
「家事」と聞くと皆さんは何を想像しますか?
洗濯・掃除・買い出し・料理・ゴミ捨て……大きく分けるとこのくらいかなと思います。
パパの皆さん、洗濯機の使い方わかりますか?掃除機のフィルター掃除したことありますか?フライパンがどこにしまってあるかわかりますか?
産後は時間的にも精神的にも、手取り足取り教えている余裕はありません。
なので、できれば出産前にやり方を聞いておきましょう。
洗濯物の畳み方が違う、食器のしまい方が違う、など些細なことでいがみ合うことがないように、余裕のあるうちに夫婦で足並みをそろえておきましょうね。
また、赤ちゃんの服と親の服で洗剤をかえるというご家庭もあるかと思いますので、ママの意向を確認しておきましょう。
赤ちゃんのお世話をしましょう!
母乳が出ないこと以外はパパもママも一緒です!
初めての妊娠の場合は、パパもママも赤ちゃんという存在は未知の存在ですよね。
パパは「ママも不安なんだな」ということをぜひわかってあげてください。
そのうえでまずは以下の4つを覚えましょう。
・ 授乳(哺乳瓶にミルクを作る)
・ オムツ替え
・ 沐浴
・ 寝かしつけ
生まれたばかりの赤ちゃんは、昼夜問わず3時間おきに授乳が必要となります。
ママは出産に伴い身体がボロボロです。
まずは身体を回復させてあげたいので、できることからやりましょう!
赤ちゃんに触れあっている時間が長ければ「ママじゃないと嫌だ!」とならずにパパっ子になってくれるかもしれませんよ!
上の子・ママのケアをしましょう!
上のお子さんやママの様子を観察してみて「自分ができることがあるかな?」と考えてみましょう。
例えば、ママが授乳中の場合……
◆ 赤ちゃんが1人目というパパ
・ 直前に替えたオムツを捨てておく
・ 授乳の後赤ちゃんの口を拭くガーゼを準備しておく
・ ママの飲み物を準備しておく(授乳し始めると喉が渇くこともあります!)
・ 授乳後の赤ちゃんのげっぷ対応を自分ができるようにする(げっぷしないと吐いてしまいます!) など
★POINT★
赤ちゃんが1人目の場合はパパもママも育児に慣れていないので家事全般やママのサポートをしましょう!
この時、あくまでもサポーターではなく自分が主体となって前のめりで取り組むことが大切です!
◆ 赤ちゃんが第2子以降のパパ
・ 上の子と向き合って遊ぶ
・ 上の子のお世話(食事やお風呂など)をする
・ 上の子の保育園(幼稚園)へ送迎する など
★POINT★
赤ちゃんの他にもお子さんがいる場合は、まずは上のお子さんのケアをしましょう!
パパにできること、たくさんありますね。
自分にできそうなこと、ママがしてほしいと思っていること、夫婦2人で探りながらやっていきましょう。
そして、わからないことはお互いに素直に聞くことが大切です。
やり方がわからない・何をしてほしいかわからないなど疑問に思った時点で話してみてくださいね。
最後に私自身の子育てを振り返ると、夫に感謝していることがあります。
それはいつも怒らないでいてくれたこと。
保育士をしていて赤ちゃんのお世話に慣れている私でも余裕がなくなり夫に口調が強くなってしまうことが何度かありましたが、いつも変わらずにいてくれたことが今思うととてもありがたかったなと思います。
人それぞれ抱えているものが違うので難しいこともあるかもしれませんが、どうか出産という大きな仕事を果たしたママのことを優しい気持ちで労わってあげてくださいね。
0歳から1歳は寝ているだけの赤ちゃんの状態から、寝返り、ハイハイ、つかまり立ちと目まぐるしい急成長を遂げる時期です!
せっかくなので楽しんで育児してくださいね!