【保育士が直伝】連休明けの「保育園イヤイヤ」をなくす方法~最終日の過ごし方と朝の声掛けで変わる~

【保育士が直伝】連休明けの「保育園イヤイヤ」をなくす方法~最終日の過ごし方と朝の声掛けで変わる~

お子さんが4月に入園された皆さん、保育園生活には慣れましたか?
そろそろ慣れてきたかなと実感している方も多いと思いますが、そこにやってくるのが大型連休「ゴールデンウィーク」です。
お休み期間が長いため、連休明けは登園を嫌がるお子さんが増えます。
今回は、連休明けのイヤイヤを最小限に抑えるべく、連休最終日と連休明けの朝をどんなふうに過ごしたらいいかをわかりやすく紹介します。

なお、もしお子さんが連休明けに登園を嫌がったとしても、よくあることです。
必要以上に不安になる必要はありませんのでご安心を!

なぜ連休明けは登園を嫌がる? 実は大人と同じ

そもそもなんで連休明けに保育園に行くのを嫌がるのかを考えてみましょう。
大人の皆さんは休み明けに仕事に行きたいですか?
「休みの間は昼前に起きる生活をしていたから、出社するために早起きするのが億劫だ」、「旅行で疲れているからゆっくり過ごしたい」、そんなことを思ってしまいますよね。
お子さんたちも同じです!
大人と同じように、休みの生活リズムから保育園に登園する生活リズムに戻すのが大変ですし、疲れているからゆっくりしたいものです。
そのため大型連休明けも普通の土日の後の月曜日も、登園を嫌がってしまうのです。

連休最終日はこう過ごす

では、どうしたらいいのでしょうか。
大型連休の最終日は、できたら平日と同じ生活リズムで過ごしましょう。
これは普通の週末の日曜日にも当てはめることができます。
朝起きて、きちんと朝食を取り、午前中は陽を浴びながら活動し、昼食を取り、お昼寝をして、午後はゆっくり過ごしてみてください。
子どもたちは疲れているだろうから、朝はゆっくり寝かせてあげたい人もいるかもしれないですが、生活リズムを整えるうえで朝起きることはとても重要です。
もしお子さんの睡眠時間を確保してあげたいのであれば、お昼寝時間で調節してあげたり、夜早めに寝かせてあげたりしましょう。
そして明日から保育園だよと気持ちの準備をしましょう!
会話の中に「明日から保育園だね。お散歩に行くかな?」「明日の保育園の給食は何だろうね」などと「明日から保育園だよ~」を匂わせる内容を入れてみてください。
旅行に出かけるとしたら、休日最終日ではなく、その前日までに帰ってくるのが理想ですね。

実はママとパパの言動を真似しているかも

連休明けの朝、お父さんやお母さんが疲れているということはありませんか?
子どもというのは思っている以上にパパとママが大好きなので、お父さん、お母さんが疲れていると心配になってしまいます。
イヤイヤしているわけではなく、心配だから一緒にいてあげたいという気持ちで、保育園に行きたがらないお子さんもいるのです。
「あ~仕事いやだな~行きたくないな~」と言っていませんか?
お子さんはそれを真似しているかもしれません。
「行きたくないな~」を「よし、今日も頑張ろう!」に変えてみてはいかがでしょう?
連休明けの朝は、いつも以上に笑顔を意識し、明るく元気にスタートさせましょう!
お疲れだとは思いますが、大人の疲れに子どもを巻き込まず、楽しい1週間をスタートさせましょう!

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吉沢夏希株式会社ドクタートラスト 保育士

投稿者プロフィール

大学在学中から保育園で子どもたちに接する仕事を続けてきました。保育士としての経験と出産育児の経験をあわせて、産前産後・育児中の働くお母さんの力になりたいと思っています。
また、記事では子どもの成長過程に関することから保育士が実際に現場で使う保育テクニックなどを紹介し、日々の子育てが少しでも楽しくなるようにサポートしていきます。
【保有資格】保育士、チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、チャイルドコーチングアドバイザー
【YouTubeで「子育て相談コーナー」配信中!】
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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