歩く姿勢を3つ工夫するだけでここまで変わる

ウォーキングを始めてみませんか?

夏が終わり、過ごしやすい季節がやってきました。
外で過ごすのが心地いいですね。
こんな時期におすすめなのが「ウォーキング」です。
皆さんも始めてみてはいかがでしょうか?
休日や夜に外に出て、時間をかけて歩かなくてはいけない……と身構える必要はまったくないのでご安心ください。
普段の移動中にちょっと心がけてみるだけでも十分なウォーキングになりますよ。
今回は、ウォーキングをする際のポイントを3つご紹介します。

ポイント① 姿勢を見直しましょう

まずは普段の姿勢を見直してみましょう。
少し工夫をするだけでいつものウォーキングがより一層効果的になります。
ショーウィンドウや大きな鏡があったら自分自身の横から見た姿を確認してみるのも良いでしょう。
この機会にご自身の姿勢をぜひ見直してみてください。
ポイントは以下の4つです。

・ 猫背になったり、前屈みになり過ぎたりしていませんか?
・ あごを軽く引き、やや遠く(15m先くらい)を見る感じの姿勢を保つと美しい姿勢を保持できます。
・ からだの上下左右の揺れに注意をして、頭の位置をなるべく動かさないようにしながら歩行しましょう。
・ 肩の力を抜いて、腕の振りを大きくスムーズにすると、歩きやすくなります。

ポイント② 少し負荷をかけてみましょう

慣れてきたら、少し負荷をかけてウォーキングに取り組んでみましょう。
この時のポイントは以下の4つです。

・ ひじを伸ばして腕を大きく振ると、自然に歩幅は広くなります。
・ 太ももの付け根からではなく、腰あたりから足が伸びている……というイメージで大きく動かすと、股関節周辺の筋肉が使われ、運動効果もアップします。
・ 膝を伸ばして歩けば、自然にかかとから着地します。かかとから着地をすることにより、歩幅が広がります。
・ かかとから着地し、体重を親指の付け根へ移動させ、つま先で大地をしっかりキックする。これが大切です。

ポイント③ 無理は禁物です。

ウォーキングの目的には「健康」があると思います。
そのため、無理をして体調が悪くなっては本末転倒。
以下のポイントには注意しましょう。

・ 呼吸は無理せず、意識せずに続けられるペースで歩きましょう。
・ 自分自身の自然なリズムで歩くのが一番理想的です。
・ 前後にストレッチ行うと、筋肉がほぐれ、リラックスにつながります。
・ 荷物がある場合は、肩からかけられる鞄を使えると左右のバランスがとりやすくなります。

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中山 真樹株式会社ドクタートラスト 産業保健師

投稿者プロフィール

看護師として病棟勤務を経て、現在は企業様を対象に保健師業務を行っております。企業の健康管理室に出向していた経験、また、現在訪問企業で実施している業務からヒントを得て、皆様が知りたいことをお届けしたいと思います。
【保有資格】看護師、保健師、第一種衛生管理者、養護教諭一種
【ドクタートラストの保健師サービスへのお問い合わせはこちら】
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼、リリース送付などはこちらからお願いします】

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