食品添加物とは
- 2018/8/18
- 雑学
この「産業保健新聞」を皆さん、どのようなときにご覧いただいていますでしょうか。
通勤時間中、お昼休み、あるいは就業時間中におやつを食べながらほっと一息、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
仕事をしているとどうしてもおなかはすくもの。
私も、仕事が一段落したタイミングでおやつを食べることがあります。
その時、パッケージの裏側をみたら「食品添加物」の記載があったので、ふと気になり、調べてみました。
食品添加物とは
食品添加物とは、厚生労働省によると次のように定義されています。
食品添加物は、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるもの
お菓子・ハム・ソーセージ・かまぼこ・つけもの・お弁当などの加工食品を作るときに形や味を整えたり、腐りにくくするために加えられる物質のことをいいます。
食品添加物には、食品衛生法によりルールが定められており、使用できる食品添加物は、原則として厚生労働大臣が指定したものだけです。
天然物であるかどうかに関わらず、未指定の添加物を製造、輸入、使用、販売等することはできません。
安全性について
厚生労働省は、食品添加物の安全性について食品安全委員会による評価を受け、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、使用を認めています。
各食品添加物ごとに、健康への悪影響がないとされる「一日摂取許容量」(ADI)を設定するなど安全の確保に努めています。
なぜ食品添加物は使用されるの?
食品を製造加工するうえで、形をつくったり、うま味・甘味・酸味など味を整えたり、栄養成分を補ったり、品質を保つためになくてはならないものとされています。
また、豆腐を作るのに「にがり」が使われたり、こんにゃくを作るときに「消石灰」が使われています。「にがり」や「消石灰」は食品添加物であり、豆腐やこんにゃくをつくるときにどうしてもかかせないものとして大昔から使用されています。
食品添加物とは上手に付き合っていきたいですね。
ちょうど私のおやつタイムも終わったので、業務に戻ります!
<参考>
・ 食品添加物(厚生労働省)