8月8日は「笑いの日」笑顔でつくるやさしい職場
- 2025/8/8
- コミュニケーション

8月8日は「笑いの日」です
8月8日は「笑いの日」とされています。
「ハ(8)ッハ(8)」という笑い声の語呂合わせから、1994年に制定されました。
仕事をしていると、どうしても表情が硬くなったり、無言で過ごす時間が長くなったりしがちです。
職場での笑顔は、業務そのものを軽くするわけではありませんが、周りとの関係性を良くし、仕事のパフォーマンスも十二分に発揮できるようになります。
話しかけやすい雰囲気が生まれると、報告・連絡・相談がしやすくなり、情報共有のスムーズさや業務の連携にも良い影響が出てきます。
互いに声をかけ合いやすくなることは、職場全体の安心感にもつながります。
笑いは、漫才などのお笑いを思い浮かべることが多いですが、特別なことをしたり、言ったりする必要はなく、ちょっとした一言やしぐさの中にも生まれます。
たとえば、朝のあいさつや、書類を渡す際に笑顔を見せる、昼休みに少しの雑談を交わすような、そんな小さな行動の積み重ねが笑顔につながっていきます。
笑顔のある職場づくりのために、今からできること
笑顔のある職場のために、今から実践できる簡単な工夫をご紹介します。
今週のひとこと
共有のスペースやメモスペースに、週替わりでひとことを書く取り組みです。
内容は堅いものでなくても大丈夫です。
「美味しいカレー屋さんを見つけました」や「昨日見た月がきれいでした!」など、ちょっとしたつぶやきのようなものや、飼っているペットの写真を貼るなど、書いた人の人柄が見えたり、つぶやきから会話が広がったりと笑顔が広がるコミュニケーションにつながります。
Fika
スウェーデンの文化である「Fika(フィーカ)」は、家族、仕事仲間、友人など親しい人と甘いものを食べながらコーヒーを飲むという文化で、気分をリフレッシュさせ、会話を楽しんで周囲と良好な関係を築くきっかけになっています。
スウェーデンの職場では10時と15時に15~30分ほど、Fikaの時間を設け、仕事のオンとオフをしっかり切り替えて、メリハリをもって仕事に取り組むことで効率よく質の良い仕事につながります。
コーヒーとおやつを片手に、まずは15時に15分間のFikaの時間を取り入れてみるのも良いかもしれません。
15分間のウォーキング時間
15分間のウォーキングは、手軽に始められる健康習慣です。
午後に社内の仲間と外に出て歩くだけで、気分転換にもなり、自然と会話や笑顔が生まれます。
実際に、弊社ドクタートラストでは年に2回ほどウォーキングイベントを開催しており、その期間中は毎日15時から15分間、ウォーキング時間が設けられています。多くの社員が外へ出て歩きながら、普段の業務中には話しにくいことや、休日の話などを気軽に交わすことで、関係性が深まり、職場でのコミュニケーションもより活発になっています。
毎日15分を確保するのが難しい場合でも、週に1回、天気が良い日に実施したり、春や秋など気候の良い季節だけ取り入れたりするのもおすすめです。
まずは、できるところから「笑顔」を広げてみましょう
忙しい日々のなかで笑顔を意識するのは、簡単なことではありません。
でも、朝の挨拶を明るく元気にしてみる、気分転換に少し歩いてみる、そんな小さい行動が職場の空気をやわらかくし、つながりを生み、関係性を深めるきっかけになります。
今回紹介した「今週のひとこと」や「Fika」「15分間ウォーキング」も、無理のない範囲で取り入れることで、コミュニケーションと笑顔が増えていくはずです。
8月8日の「笑いの日」をひとつのスタートとして、毎日のなかで少しずつ笑顔を意識してみませんか?
ひとりの笑顔が、周りの人の心も明るくして、職場全体に心地よい雰囲気が広がっていくでしょう。