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- 息苦しさや肌荒れも!人と接触しなければ外してもOK!夏のマスク問題と対策
沖縄地方を除き、全国的に梅雨真っただ中ですね。
2020年は、初春から初夏にかけての少しずつ気温が上がっていく時期を自宅で過ごすことが多かった影響もあり、例年以上に梅雨時の不調を感じる方が多いのではないでしょうか。
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、完全に元と同じ生活というわけにはいかず、引き続き感染に気をつけながら生活していく必要があります。
気温・湿度の上昇とともに問題となっているのが夏場のマスク着用方法です。
今、さまざまな企業が夏向けのマスクを販売したりと、ひとつの商機ともなっていますね。
今回は、夏場のマスク着用時の注意点などについてわかりやすく解説します。
マスク着用はメリハリをつけて
飛沫の拡散防止の観点からマスク着用が推奨されていることに変わりありません。
しかし、多くの人がすでに感じているように、気温・湿度の上昇とともにマスク着用時に暑さや息苦しさがあると思います。
特に不織布のマスクは汗を吸う素材ではないため、布マスクよりも顔に貼りつくような感じや通気性の悪さがあります。
元々のマスクの摩擦による肌への負担に加えて、汗をかくことで普段は起こらないような口周りの肌荒れに悩む方も多くなります。
筆者も今年は口の周りのニキビや痒みに悩まされています。
冬とは違って終始マスクを着用できる気候ではなくなってきたこともあり、マスクはメリハリをつけて着用していく必要があります。
屋外で人と接触しなければ外してもOK
たとえば朝の通勤時に、周りに人が見当たらない川沿いの道などを歩く際は、マスクをする必要性はかなり低くなります。
一方、混雑して換気が十分でない電車やバスの中は引き続きマスクが必要です。
会社でのデスクワーク中も同様にマスク着用の必要があると考えます。
ただ、1つのスペースに1人しかいなかったり、広い空間に数人しかいないようなこともあると思いますので、その場合は換気に留意し、人と話す時以外はマスクを外しても差し支えないでしょう。
ほかにも営業や移動等で車を使う方もいらっしゃると思いますが、1人で乗っている車内もマスク着用の必要はないと思います。
逆に複数人で乗る車内であればマスク着用が必要です。
また、屋外であっても人との距離が近く密集するような場であればマスクが必要だと考えます。
着け外しの問題点
気をつけたいのが、マスクを頻繁に着け外しすることで、マスク自体を何度も手で触って不衛生にしてしまう可能性があることです。
ここ数ヶ月のマスク不足によりマスクの再利用や布製マスクも普及しましたが、本来マスクは使い捨てするもので、何度も手で触ったり机などに置きっぱなしにするのは衛生的ではありません。
マスクも以前とくらべると手に入りやすくなったので、1日に何度も着け外しするようであれば予備のマスクを鞄に入れておいたり、外したマスクはハンカチなどに包んで置いておくなど気をつけましょう。
気温の上昇に伴い窓を閉めてエアコンを使用する時間が長くなり、換気が十分にできないことも増えてきました。
エアコンを使わずに夏を過ごすことは熱中症のリスクが高く危険です。
エアコンで適切な温度管理を行うとともに、こまめな換気を行なっていく必要があります。
効率よく換気するポイントは次の3つです。
・ 可能な限り開ける窓やドアの数を増やす
・ エアコンを付けている間も窓を少しだけ開けておく
・ 扇風機を併用して空気を循環させる
屋内では十分な換気を行いながら、必要な時にマスクを使用するようにし、感染対策と熱中症対策のバランスを取りながら夏を乗り切っていきましょう。