「新型栄養失調」になりそうな人へ!パターン別食生活アドバイス

新型栄養失調という言葉をご存知でしょうか。
この時代に栄養失調という言葉に違和感を覚える人もいるかもしれません。
新型栄養失調は、カロリーを十分とっていても、ビタミンやミネラル、タンパク質といった栄養素が不足している状態をさします。
食事や睡眠をしっかり摂っているのに疲れがとれない、風邪をひきやすい、集中力が低下するなどの症状がある場合は、新型栄養失調かもしれません。

新型栄養失調になりやすい人とは

もともと新型栄養失調は、食が細くなってきた高齢者に多いと言われていました。
しかし最近では、若い人にも起こり得ます。

働く人

食べる量を制限していなくても、忙しさから朝食を抜いたり、昼を簡単に済ませたり、夕食も残業しながらコンビニ弁当やカップラーメンで済ませるといった人もいるのではないでしょうか。
このような食生活ではどうしても栄養が偏ってしまいます。

過度なダイエット

ダイエットのために○○ダイエット等の特定の食品ばかりを摂取するダイエット方法を耳にすることもありますが、この方法では栄養素が偏りがちです。
また、ヘルシーな野菜中心に食べるという内容は健康そうに見えますが、極端になるとタンパク質など特定の栄養素が不足しがちです。

新型栄養失調を防ぐポイント

新型栄養失調は、特定の栄養素の不足により起こります。
食生活のパターンにより、不足しがちな栄養素、対策をご紹介します。

食生活パターン

不足しがちな栄養素

対策

野菜中心の食生活タンパク質卵・肉・魚・大豆製品を摂り入れる
油を摂らないように気をつけている脂質良質な油を含む青魚やくるみなどを摂り入れる
コンビニ弁当が多いビタミン
ミネラル
野菜サラダや煮物を追加する
インスタント食品が多いタンパク質
ビタミン
ミネラル
肉と魚を1日1回ずつ食べる、野菜サラダか煮物を毎食追加する
間食が多いタンパク質
ビタミン
ミネラル
野菜サラダか煮物を毎食追加する
丼物、ラーメンをよく食べるタンパク質
ビタミン
ミネラル
丼物、ラーメンを食べた次の食事に、肉か魚と、野菜を1品ずつ追加する

 

ご自身の食生活はいかがでしょうか。食べているのに栄養失調にならないよう、日々少し意識してみてください。

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