快適なオフィス環境がやる気向上につながると思ったことありませんか?
実際に、オフィス環境は生産性に影響します。
今回は幸福度が高いとされている北欧のオフィス環境をご紹介します。
フィンランドのオフィス
フィンランドのオフィスでは、「スタンディング・スタイルデスク」が多く取り入れられています。
「スタンディング・スタイルデスク」は、座って作業するだけではなく、立って作業ができるように高さが調節できるデスクです。
デスクワークの多い職場では、同じ姿勢を続けることで、肩こり腰痛、眼精疲労糖の健康障害が出現します。
しかし、このように姿勢を自由に、また個人の状況に応じて調整できることで健康的に作業が継続できるのです。
その他の健康を取り入れた北欧オフィス
エルゴノミックス(人間工学)を用いた椅子やデスクの活用
エルゴノミックス(人間工学)とは、人間の動作や特性を研究し、働きやすい職場や生活しやすい環境にできるような専門領域です。
北欧の方々は、物よりも自身の健康や価値観を重視する傾向があるようです。
北欧人の考え方、重視するものを職場内に取り入れることが幸福度へ影響していると思います。
アクティビティ・ベースド・ワーキング
アクティビティ・ベースド・ワーキング(ABW)とは、オランダ発のオフィス環境です。
仕事内容に合わせて働く時間と場所を自由に選べる働き方であり、先進企業で多く採用されています。
業務内容によって使い分けられるスペースをオフィス内に設けることで、社員自身、生産性が高まったという結果も出されています。
CBRE本社がアクティビティ・ベースド・ワーキングを実践し、その効果をレポートで発表されています。
<参考>
「オフィス構築の新潮流」(シービーアールイー株式会社)
オフィスの環境整備は生産性へ
職場の環境改善は、以前から注目されていました。
職場環境は従業員の健康へ影響し、快適な職場環境は作業効率を高めます。
体感的にもオフィス環境の良しあしと作業の快適さは直結していますよね。
オフィスの模様替えとして空間を上手く利用した配置や、人間工学を意識したオフィスの環境整備をしてみるのはいかがでしょうか?
快適な職場で働けることは、従業員だけではなく経営者としても幸福度の高まる結果につながると思います。
以下の記事はエルゴノミックスに注目した環境改善について紹介されていますので、併せてご覧ください。
「エルゴノミックス(人間工学)でもっと快適なオフィスに」(産業保健新聞)