営業の神様に学ぶ、効率的に働く方法
- 2018/11/9
- 働き方改革
営業の神様と呼ばれる人をご存知でしょうか。
その名はジョー・ジラード。
ギネスが認める世界一の営業マンです。
彼は自動車の営業マンとして、15年間で13,001台の車を売りました。
シボレーの販売店で、1日平均6台の車を売り続け、営業マンになって4年目から引退するまでの12年間、世界No.1の営業マンとしてギネスブックにのり、その記録は今もなお破られていません。
彼の成功には、何か特殊な技法や秘密があるわけではなかったといいます。
いくつかの誰でも実践できることをやっていただけでした。
その中でも重要なポイントを、本日は3つ紹介いたします。
計画を立てる
どれだけ仕事に前向きでやる気があっても、1日の計画がなければ、職場に足を踏み入れた瞬間から時間が敵になります。
今、何をし、何に努力を向けるべきなのか考えているうちに、1日があっという間に終わってしまいます。
ジョーは、前日の内に翌日の計画を立てたうえで眠りについていたといいます。
人生を振り返り、「もっとマシな時間の使い方をしていれば」「あの時に戻れたら」と悔やむ人が多いなか、計画を絶えず見直し更新し、彼は目標にむかって全力で前に進むことで、成功への第一歩を踏み出していたのです。
働く時はとにかく働く
人生、仕事だけがすべてではない。
それは彼も認めることです。
では、「働く時はとにかく働く」とは一体どういうことか。
それを説明するにあたって、1つおもしろい調査をご紹介しましょう。
皆さんは1週間の内何時間働いていますか?
毎日定時で帰れたとして1日8時間、週40時間働いていると答えるのではないでしょうか。
ミシガン大学が実施した時間の調査によると、実は、人は1週間の内実際に仕事をしているのは平均で1日半ほどしかないという結果が出てきます。
これは1か月のうち1週間ほど、そして1年に直すと実際に仕事をしているのは約3か月間ということになります。
裏を返せば、人は1年のうち9か月は何もしていないということになります。
つまり、漫然と仕事に取り組む人と目的意識を持ち取り組む人とでは4倍、少なくとも2~3倍の差が出ることを意味します。
綿密に計画を立てたところで、仕事に100%全力で臨まずに手を抜いたら台無しになります。
他の営業マンたちとジョーは、同じ車・同じカタログを使っていたのにも関わらずどうして差が開いたのか。
それは、働く時はとにかく働き、量だけでなく質の高い時間の使い方をしたからです。
すべてのチャンスをものにする
彼は記録を作っては破ることを繰り返し、世界No.1になっても決して気を緩めず13,001台目を売ったその瞬間までハングリーであり続けました。
そして、ギネス記録を何度も自分の手で更新しました。
実際に、営業の場では相手の身になり、相手の見ているもの、考えていること、感じていること…それらすべてを理解し、相手がどんな人間なのかを知る、そして愛情をこめて死ぬまで顧客に仕える。
そうすることで、彼は一度のセールスだけではなく、未来にわたって関係を築く機会に目を向けていました。
最後に
以上、【計画立てる】【働く時はとにかく働く】【チャンスをものにする】3つのポイントを紹介しました。
どれもが、秘訣などではなく皆が知っている当たり前のことです。
頭ではわかっている…しかしそれを実行に移すのはなかなか難しいものです。
あなたの【またいつか】を【今日】に変えるのは、今この瞬間かもしれませんよ。