キャリアアップ!  ~資格取得目指して~

皆さんは、何か資格をお持ちですか?

私の働くオフィスには、たくさんの保健師さんがいます。
保健師になるには看護師免許が必要ですので、看護師と保健師の2つの資格を有していることになります。
また、保健師になる過程で衛生管理について学びますので、衛生管理者の資格も持っているのです。

そのほか、精神保健福祉士(PSW)や産業カウンセラー、保育士、栄養士、キャリアコンサルタント、簿記、MOS(Microsoft Office Specialist)、TOEIC、英検…など。

今の仕事に活かせている資格から趣味で取得した資格など「そんな資格持ってたの!」なんてものまで、さまざまな資格を持っている人たちが一緒に働いています。

世のなかにはたくさんの資格があります。
教養のための資格ももちろん素敵ですが、「せっかくなら仕事に活かしたい! いったいどんな資格を取得したらいいの?」という方に“社会人がキャリアに活かす”ための資格をいくつかご紹介したいと思います。

人気の資格

衛生管理者

労働者の健康の管理確保と快適な職場環境づくりを専門家の立場から立案・実施する衛生の専門家です。
業種にかかわらず常時使用する労働者が50人以上の事業場は最低1人以上の衛生管理者を選任することが義務づけられていることから企業のニーズが高い国家資格です。

難易度:★
合格率:
第1種 55%前後
第2種 65~70%

基本情報技術者

国内で最もメジャーなIT系資格です。
IT業界への入門として人気の国家資格で、ITに関する基礎知識からプログラミングに関する内容まで幅広い知識が問われます。

難易度:★★★
合格率:20~30%

秘書検定

社会で必要とされる資質、職務知識、一般常識、マナー・接遇などビジネスマナーをはじめとした社会人に必要な知識やスキルを身につけられます。
冠婚葬祭や電話応対、文書作成などマナーの基礎を学べるため、就職活動を控えた学生や社会人に人気です。

難易度:★~★★★
合格率:
1級 30%
準1級 35%
2級 60%
3級 65~70%

日商簿記検定

企業規模の大小や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能です。
簿記を理解することによって、企業の経理事務に必要な会計知識だけではなく、財務諸表を読む力、基礎的な経営管理や分析力が身につきます。
また、ビジネスの基本であるコスト感覚も身につきますので、コストを意識した仕事ができるとともに、取引先の経営状況を把握できるために、経理担当者だけではなく、すべての社会人に役立ちます。

難易度:★★~★★★★
合格率:
1級 10%
2級 15~30%
3級 40~50%
スキルアップ資格:公認会計士、税理士、ファイナンシャルプランナー

近年注目の資格

メンタルヘルス・マネジメント(R)検定

仕事や職業生活に強い不安や悩み、ストレスを抱える人は増加傾向にあり、心の不調による休職や離職もまた増加している現代で、働く人たちの心の病を未然に防ぎ、健康を増進することを中心に、知識・技術・態度を理解・習得することをその目的とする資格です。

難易度:★~★★★
合格率:
I種:15~20%
II種:55~70%
III種:70~80%

情報処理安全確保支援士

サイバーセキュリティ対策を推進する人材の国家資格です。
IT活用に伴うリスクに応じた具体的・効率的なセキュリティ対策を企画し、セキュリティ専門家のみならず、IT・セキュリティを専門としない人にも説明・連携して、安心・安全な環境の確保を支援します。

難易度:★★★★
合格率:15%前後

中小企業診断士

経営コンサルタントとして唯一の国家資格です。
企業の経営資源(人・物・金・情報)に関わる幅広い知識やスキルを身に付けることができるため、スキルアップやキャリアアップを目指すビジネスパーソンの間で、人気が高まっています。

難易度:★★★★★
合格率:
1次試験 20%
2次試験 20%

1回の受験で1次試験、2次試験ともに合格する「ストレート合格」の可能性は、たったの4.2%!
多くの受験生は2年以上かけて資格を取得しています。

学びの秋

いかがですか?
今の仕事に生かせる資格もよし!
資格を取得して全く別の業界へ転職するもよし!
教養として身についけるもよし!

たとえすぐに資格を生かす仕事につかなかったとしても勉強して損をすることは絶対にありません。
自分の知識を広げ、幅広い視野で物事を考えられる力を身につけてみませんか。

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小橋 凛株式会社ドクタートラスト

投稿者プロフィール

留学経験や外資系企業、大手企業での就業経験を通じて、働き方について外国と日本のギャップを目の当たりにしました。
会社の規模に関係なく、働く人を取り巻く環境を変えていかなければ、過重労働やメンタルヘルス不調が減ることはありません。
他業種での経験を活かして、元気で健康な社員づくりに努めていきます 。
【ドクタートラストへの取材、記事協力依頼などはこちらからお願いします】

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