リワークプログラム(休職者・復職支援)を活用しよう
- 2016/1/23
- メンタルヘルス
ストレスチェックが企業で義務化されたことで、職場におけるメンタルヘルスの予防・対策が社会的な注目を集めるようになりました。
メンタル不調を未然に防ぐと同時に、一度うつ病などで休職をしてしまった従業員のケアや復職した従業員の再休職を防ぐことも重要になってきています。
復職や休職に関して社内でしっかりと決まりを作っている会社もあれば、特に何のプログラムも用意していないため、従業員から復職の要望が出てきてもうまく対応できていない……といった話もよく耳にします。
ここでは休職中~復職前に従業員の方が利用できる外部のリワークプログラムについてご紹介します。
リワークプログラムとは
対象:うつ病やストレスが原因で精神疾患を患ってしまって休職中の方
内容:職場復帰に向けて、復帰後の仕事を想定したプログラムの実施
どんな目的・効果があるか
①就業に必要な生活リズムを取り戻す
②パソコンでの作業や、実際の業務内容に近い作業プログラムを行い
スムーズに職場復帰できるように心身を慣らしていく
③セルフケアを学べる
どこで受けられるのか
行政の支援センター
メリット:無料
デメリット:待機者が多いことがある
病院・クリニックなどの医療機関
メリット:専門医がいる
デメリット:有料
その他、企業、NPO法人など
メリット:多数のプログラムがある
デメリット:専門医がいない
復職プログラムを設けていない企業も少なくないはずです。
従業員が再休職に陥らないためにも、こういった機関を利用しながら、復職に向けて手厚い支援をしていくことが必要ではないでしょうか。