仕事をしていくなかで「やらされ感」はありませんか?
やらされ感があると、「仕事」というより単なる「作業」のように思えて、なかなかやる気が出ない…なんてことが。
どなたも一度くらいはこんな体験があったのではないかなと思います。
しかし、自らの意識を変えることで「作業」は「仕事」となり、ひいてはやりがいへとつながっていきます。今回はそんな意識の持ち方「オーナーシップ」を皆さんにご紹介します。
オーナーシップとは?
「オーナーシップ」とは、個人と組織、個人と仕事との関係性のことで、受け持った仕事を「自分自身の課題」と主体的に捉え、「当事者意識」を持って積極的に取り組む姿勢のことを指します。
与えられたミッションに対する自発性、当事者意識、積極的な参画意識などがオーナーシップを形成する要素とされています。
いわゆる、「仕事は与えられるものではなく、自ら探し出すもの」という言葉の通り、与えられた仕事だけをこなすのではなく、常にアンテナを張り巡らしながら自分自身にできることを思案し続け実行していく力ともいえますね。
リーダーシップとの違い
よく似た言葉で「リーダーシップ」があります。
こちらは組織やチーム、部署など複数の人材で構成されるグループのメンバーを率いてサポートし、目標達成に向けて正しい方向へと導くための能力です。
リーダーシップを発揮する人が、「このチームのリーダーとして、自分は目標達成に向けて何ができるのか?」というオーナーシップを持つことで、より生産性向上が期待できます。
オーナーシップの考え方を正しく理解しましょう!
オーナーシップは当事者意識や責任感を持って取り組むこととありますが、とはいえ自分一人ですべてをこなさなければならないということではありません。
周りの人をうまく巻き込んで業務達成を目指す、必要時には連携をとり、協力して仕事を行うということが大切です。オーナーシップを正しく理解して、生産性を向上しましょう!