社会人たるもの健康管理も仕事の内
- 2017/9/7
- 健康管理
今年の4月に入社した社会人も、早くも半年が過ぎようとしています。
徐々に日々の業務にも慣れ、半年間の研修期間が設けられている企業では、もうすぐ研修期間終了で本配属が決まる時期ですね。
学生の頃とは違い、日々与えられる業務が発生し、1日でも仕事を休んでしまうと日々の業務に大きな穴が出来てしまうのが社会人です。
休み明けに業務が大量に溜まっていたり、休んでいる間同僚に迷惑を掛けてしまったという経験は、新社会人だけでなく、皆さん経験があるのではないでしょうか。
体調管理のポイントは?
体調が悪いにも関わらず無理して出社してしまうと、思うように仕事が進まず、重大なミスに繋がったり、同僚に移してしまう等、マイナスに働いてしまう事が多くあります。
まずは自己管理をしっかり行い、体調を整えておく必要があります。
【体調管理のポイント】
・規則正しい生活を送る
健康的な規則正しい生活サイクルの基本は“早寝早起き”です。
深夜番組を見たり、夜遅くまで読書をしたりして脳に刺激を与えていると、早く寝ることができなくなります。
寝不足の状態で出社をすると日中の集中力が続かず、仕事の効率が落ちることが目に見えています。まずはしっかり睡眠時間を確保しましょう。
寝る時はなるべく暗くし、スマホやPCを使用せずに、静かな状態を保ちましょう。
睡眠は深い眠りのレム睡眠と浅い眠りのノンレム睡眠が交互に繰り返されます。
従来はこのサイクルが1セット約90分とされていたため、90分の倍数である4.5時間、6時間、7.5時間、9時間で目覚めるとすっきりすると言われていました。
しかし、最近ではこのサイクルが80~110分の間で個人差があることがわかってきています。
ベストな睡眠時間には個人差があるため、自分にとってすっきりと目覚められる時間を知っておくことが大切です。
(夜○時に寝て、○時に起きたらスッキリしていた・・・という日を記録につけておく・アプリなどを利用して睡眠ログをつけるなど)
・予防を徹底する
風邪やインフルエンザなどの感染症は、体調に気をつけていても他人から移される可能性があります。
特に空気が乾燥する冬場はウイルスが蔓延しやすいため、予防を心がけましょう。
ウイルスによる感染は主に「空気感染」と「接触感染」の二つに分けられます。マスクを着用して菌を体内にいれないことと、病気にかかっている人には安易に近づかないことを徹底してください。
・栄養バランスのよい食事を取る
毎日取る食事にも気を使い、バランスの良い食事を心がけましょう。
コンビニや外食が続いてしまう場合は、野菜の摂取、丼ものでなく定食を注文する、炭水化物同士の組み合わせを避ける等、
少し気を使うだけで、栄養バランスが改善され、健康の体作りは可能です。
万が一仕事を休んでしまう場合は?
しかし、どんなに体調管理に気を配っていたとしても、病気にかかってしまうことはあります。
その場合は安静にして早期復帰を目指すようにしましょう。周りの人に病気を移したり、全体の業務効率を下げたりする可能性があるので、無理に仕事に行ってかえって迷惑をかけるような行動は慎むべきです。
休む際には、早い段階で会社に連絡を入れ、休みをもらうことで、相手の作業に支障が来してしまうことだけは避けましょう。
そして、復帰した際には、周りの人に感謝とお詫びの気持ちを伝えることが大切です。特に仕事をカバーしてくれた人には、何か特別にお礼をすることをおすすめします。
また、取引先との会議などを欠席してしまった場合は、電話またはメールで休みのお詫びを入れるのを忘れないようにします。
社会人として重要な仕事の一つである体調管理。
まずは日頃から気をつけることが一番重要ですが、体調を崩してしまった際は社会人として恥ずかしくない対応をしていきましょう。