朝の吐き気を感じていませんか?

朝起きると気持ち悪い、出かける前になると吐き気がするといった経験はありませんか?
この朝の吐き気、たまに感じる人もいれば、毎日感じる人もいると思います。
今回は、なぜこのような吐き気や気持ち悪さが朝起こるのかをわかりやすく、紹介します。
前日にお酒を飲んだわけではないのに、起きると気持ち悪い場合、消化器官の不調、自律神経の不調、ストレスによる不調などが考えられます。

朝の吐き気、気持ち悪さの原因① 消化器官の不調

消化器官の不調は現代を生きる私たちにとって、避けては通れない原因でもあります。
消化器官の不調による朝の吐き気は、主に食事のとり方が原因となっています。
過食はもちろん、就寝前の食事でも、胃や食道に大きな負担がかかり、炎症が引き起こされます。
心当たりがない人でも、今一度ご自身の食生活を観察してみてください。
ジャンクフードやインスタント食品ばかりを食べてはいませんか?
これらの食品がいけないというわけではありません。
ただし、日常的に口にしていると、突然大きな症状へと見舞われる可能性もあります。
たとえば、就寝前に食事をすると、逆流性食道炎にもつながる可能性もあります。
逆流性食道炎になった場合、ひどくなると睡眠に支障をきたしたり、仕事や日常生活にも影響を与えます。
こうならないためにも、日ごろの食生活を一度見直してみることが大切です。
食生活を見直すことは簡単なようで、なかなか難しいものです。
まずは、日常生活で少し意識してみると吐き気の改善につながるでしょう。
日々気にしてみてください。

朝の吐き気、気持ち悪さの原因② 自律神経の不調

人には体内時計というものがあります。
この体内時計を活用して、人の体は地球の1日のリズムと同じように、24時間のリズムを維持して活動しています。
また、生活のリズムだけではなく、胃腸や心臓、体温等も体内時計によって、活動をしているのです。
この体内時計のリズムが崩れると、自律神経は正常な働きをしてくれません。

体内時計のリズムが崩れると、たとえば、以下のようなことが起こるのです。

・ 朝起きると吐き気や胃腸に不快感を感じる。
・ 頭が働かず、めまいや頭痛、気持ち悪さを感じる。
・ だるさを感じたり、やる気の低下、うつうつとした気持ちを感じる。

これらの症状は、自律神経失調症とも呼ばれることもあります。
朝の吐き気に代表されるこれらの原因は上記でも述べたように、不規則な生活による体内時計が崩れることにあります。
ほかにも栄養バランスが取れていない食生活、運動不足によっても体内時計は乱れてしまいます。
そうならないためにも、規則正しい生活を心がけていきましょう。

朝の吐き気、気持ち悪さの原因③ ストレスによる不調

仕事のある平日、朝起きると気持ち悪い……という人がいます。
これはストレスや心労が、朝の吐き気や気持ち悪さに影響している可能性が考えられます。
このように心理的な要因で吐き気を感じることを、心因性嘔吐と呼びます。
心因性嘔吐とは、吐くといった症状がなくても、吐き気だけを繰り返す症状のことも指します。
ストレスによる吐き気、気持ち悪さは、改善することが簡単ではありません。
このような場合は、内科的な治療や薬物療法だけに頼っていては、根本的な改善が見込めねいことが多いです。
根本的な原因はストレスにあるため、薬だけでは改善ができないのです。
まずは、原因が何なのかをはっきりさせることが大切です。
一度、ゆっくりと落ち着いてみて、最近の自分と向き合ってみることで、原因が明らかになってきます。
無理をせず、休んでみてはいかがでしょうか
精神的な原因は治療に時間もかかるため、治すのに時間がかかります。
急いで治そうとすると、余計に症状が悪化することもあるので、治るまでに長時間かかるということは頭に入れておきましょう。

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