育児休暇中、あるいはお仕事復帰を検討中のお母さんやお父さん、保活の際に園見学をしましたか?
今回は「初めての保活でどのように保育園を選んでいいのかわからない!」とお悩みのお母さんやお父さんたちのために、保育士の視点から「保活の際に保育園見学で聞いておくと良いところや注目ポイント」をお教えいたします。
注目ポイント①活動内容や清掃状況など、まずは子どもに関わる環境を!
清掃、整理整頓は行き届いているか
実際に保育園で過ごすのは子どもたちですので、まずは子どもが過ごす環境を確認しましょう。
保育室の広さは十分に取れているのか、保育園の中は掃除がきれいにされているか、子どもたちが使っている玩具や保育室は整理整頓されているかなどを確認しましょう。
保育園によって、保育士が掃除をしている園、用務員さんにお掃除を任せている園とさまざまです。
子どもたちが健康で安全に過ごすうえで子どもたちが使用する保育園内の環境はとても重要です。
活動内容は戸外?室内?
子どもたちの活動内容も事前に確認しておいたほうが良いポイントです。
園庭が設けられている場合や、お散歩に行ける公園が近くに多い場合は、戸外活動が多くなる傾向にあります。
逆に外での活動ができない環境ですと、室内での活動が多くなる園が多く、なかには英語や体操など、外部講師を呼んで行う活動を取り入れる保育園もあります。
ここをしっかり確認し、お子さんにあった活動を多く取り入れた園かどうかを見極めてみるといいかもしれません。
注目ポイント②閉園時間や行事への関与度合いなど、保護者が助かる点を!
何時まで預かってもらえるか
最初に保育園の運営時間は必ず確認しましょう。
朝の7時頃から開園している園が多いのですが、特に確認が必要なのは閉園の時間です。
保育園によって閉園の時間は違うことが多いためです。
最終閉園は20時でも、18時以降は延長の時間帯と設定、通常保育料とは別に延長料金が発生したり、延長時間は保育士の人数が決まっていることから預かれる子どもの定員が決まっていることもあります。
お仕事で遅くまで子どもを預ける予定の際には、延長時間保育の子どもの状況を確認しておかないと定員いっぱいで受け入れてもらえないときもあります。
保護者参加のイベントはどれくらいあるか
そしてもう一つ確認しておくべきなのが、保護者参加のイベントや行事がどのくらいあるかです。
運動会や夏祭りといった行事、イベントは、子どもたちの成長を見ることができる機会ですが、保育園によっては、保護者が中心となって企画や運営をするところもあり、保護者会が通常より多く開催されがちです。
あると助かるベビーカー置き場
また、意外と便利なのがベビーカー置き場です。
お子さんが小さく、登園時にベビーカーを使う保護者の方は、日中、保育園に置いておける場所があるかも確認しておくと良いでしょう。
小さい保育園では置く場所がないと断られてしまうこともあるのです。
注目ポイント③病気やけがの際の緊急時の対応!
どんなに気を付けていても保育園での生活の中でも怪我や事故などが起こってしまうこともあります。
万が一怪我をした際にはどのように対応されてどこの病院を受診するのかなど緊急時の対応についても確認しておくと安心です。
園によっても病気や怪我での呼び出し基準も違います。
なかには飲み薬や塗り薬を服用させてくれる園もあり、服用を考えている際には確認しておく必要があります。
また、保育園によっては看護師が在中している園といない園があるので、この点も確認しておきましょう。
保育園は子どもにとって1日の多くの時間を過ごす場所です。
働く保護者の方にとっても利用しやすく子どもも楽しく通える保育園をこの記事を参考に選んでみてください!