あなたは理想の部下ですか?
- 2018/9/1
- 働き方改革
弊社ではセミナーサービスを提供しているのですが、企業さまから「ハラスメントをテーマで!」とご依頼いただくことが頻繁にあります。
もちろん、「ハラスメント」にもいろんな種類があるため、セクハラ・パワハラ・モラハラなど、重点を置くポイントは各企業さまによってそれぞれ違います。
しかし、多くのセミナーで共通点があります。
それは、セミナー参加対象者が【管理職=上司】であること。
組織における管理職=上司の重要性は言うまでもありません。
では、上司と対になる「部下」のほうはいかがでしょうか。
今回は趣向を変えて「部下」のほうにスポットを当ててみたいと思います。
理想の上司はよく聞くけれど
テレビなどでよく耳にする言葉に「理想の上司」があります。
街頭アンケートを集計し、ランキング形式での発表がほどんどかと思います。
一方で「理想の部下」はさほど耳にしません。
理想の部下とは
では、「理想の部下」とはどんな人でしょう…?
自分の意思を持って仕事ができる人
上司から言われた仕事を言われたままにこなすだけではなく、自分の意思を持ったうえで仕事に取り組むような、自立した部下を求める管理職は案外多いものです。
積極的にコミュニケーションが取れる人
積極的にコミュニケーションが取れる部下は、上司からも慕われることが多く、性格や考え方を周囲に理解してもらえることが多く、自然と仕事がしやすい環境を構築することができます。
フットワークの軽い人
言い訳を並べ、なかなか仕事に取り組もうとしない、腰の重い人も結構いるのではないでしょうか。
やらなくてはいけないことを、すぐに行動に移せるようなフットワークの軽い人も理想の部下となります。
目標に向かって努力する人
仕事に対して目標を立て、それに向けて努力する部下を上司は部下に求めています。
また合わせて、勉強を怠らないということも重要な様相になってきます。
上司や会社への不満の前に
管理職のなかには、自分の言動がハラスメントに該当しないか不安になり、仕事がしにくくなったという方もいらっしゃいます。
上司や会社に対して不満を持っている人は、非常に多いとは思いますが、自分には責任がないのでしょうか?
上司や会社の責任にする前に、「部下として自分に非はないのか」「自分も改善しなければいけない点があるのではないのか」、再度自分を客観的に振り返ることで、上司や会社の態度が改善され、不満が解消されることも少なくないのではないでしょうか。