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「コンピテンシー」を意識して働こう!
- 2018/7/7
- ワークライフバランス, 労働環境
毎日どんなことを意識しながら働いているでしょうか。
私自身は、入社から日が浅いこともあり、早く仕事に慣れたい、仕事を覚えたいという思いが常に強くあります。
どのように仕事をこなしていけばいいのか、先輩方のように仕事を進めていくには何が必要なのかなど、模索する毎日を送っています。
そんななか、高い業績を上げていくには「コンピテンシー」が重要であることを知りました。
この「コンピテンシー」とは一体何なのか、理解を深めていきましょう。
コンピテンシーとは
コンピテンシーとは、行動によって認識される動機や自己効力感、思考スキルなどを含んだ総合的な能力の概念であり、この能力が高い業績につながると予測されるもののことをいいます。
その能力を具体化したものをコンピテンシーモデルといいます。
コンピテンシーモデルとは、実際に社内のハイパフォーマーの行動特性等を分析し、その結果を活用していくことで他の社員の行動を変化させて業績の向上をねらうことを指します。
いわば高業績者の行動を分析し、高業績に繋がっていると予測される行動をモデル化したもののことをいいます。
このコンピテンシーモデルを意識するかしないかで行動が如実に変化してきます。
実際に、コンピテンシーモデルをどのように活用していくのがよいのかを考えていきます。
コンピテンシーモデルの活用方法
① 社員の育成
実際のコンピテンシーモデルを作成し、社員に共有させることが社員の育成に大きくかかわります。
同じ業務内容で高い生産性を生んでいる社員のコンピテンシーを知ることで、行動特性を具体的に見ることができて真似しやすく、成果に直結して繋がることとなります。
② 中途採用等の面接での活用
あらかじめ自社のコンピテンシーモデルを作成しておけば、面接の対象者が前社で行っていたパフォーマンスが自社のコンピテンシーモデルと同様であるかどうかを見ることができ、人材選定における重要な要点として活用することができます。
そのうえ、コンピテンシーモデルを重要視することで客観的な評価基準で選考することができるため、人材選定の精度が上がることが示唆されます。
まとめ
最後になりますが、まずコンピテンシーを意識する第一歩としては、社内でコンピテンシーモデルを作成する前に自身で尊敬する先輩社員の行動を客観的に見て、文字に書き起こしてみましょう!
案外自分と同じような行動をしていると思っていても、その一つ一つに細かい工夫がされているかもしれません。
しかしこれらをすべて真似しているだけでは必ずしも上手くいくとは限りません。
コンピテンシーモデルの最大の着目すべき点は「どんな行動をしているのか」ではなく、「何のためにその行動に至ったのか」が重要で、行動に対する理由と目的を認識していくことが大切です。
コンピテンシーを意識しながら自身の働き方を見直し、改善していきましょう。