睡眠不足で仕事を台無しにしないために

日頃、なかなか寝付けなかったり、睡眠時間の確保ができていない方もいるのではないでしょうか。
実は睡眠不足は心身への影響が大きいのです。

睡眠不足の影響って・・・

うつ病の患者さんが不眠症になるケースがありますが、逆に睡眠不足が続くことでうつ病になるとも言われています。
うつ病になる予兆として不眠となる方も見られています。
睡眠不足がもたらす影響として、
・集中力の低下
・精神的に不安定になる
・抗体力の低下
・疲れが取れない
等があげられます。
他にも様々な影響はありますが、どれもプラスになるものはありません。
集中力が低下し、仕事でのミス等にも繋がったり、ネガティブな感情に対し反応しやすくなり、不安感や抗うつ等のリスクが高くなってしまいます。
ストレスを感じているから眠れないのではなく、眠らないからちょっとしたことでもストレスを感じ、そのストレスが日々溜まっていくことでうつ病となる可能性もあります。

 

では、どのような方が睡眠不足となるのでしょうか。
睡眠不足になる原因として環境や生活習慣など様々なものがありますが、ここでは生活習慣にスポットを当てたいと思います。
仕事で残業をし、帰りが遅くなり、就寝時間が遅い方もいるのではないでしょうか。
睡眠時間が短く十分な体力回復ができていない状態で翌日の仕事に挑み、仕事が捗らず残業し、また遅くなる。
これが連続してしまうと、身体的な疲労はもちろんですが、精神的にも辛くなり最悪の場合、体を壊す・精神疾患となってしまう可能性が出てきます。
精神疾患の従業員が退職・休職等に至ってしまうと、会社としても大きな痛手でしょう。

 

企業が行うべき対策

睡眠時間を確保するために、会社としてはどのような対策を取ればよいでしょうか。
上記のように残業が多い場合の睡眠不足に関しては、会社として残業を減らす対策を取ることが有効かと思います。
ノー残業デー等を設け、気分転換や休息の時間を増やすことで従業員のパフォーマンスが上がり、業績が伸びた企業もあります。
また、睡眠を十分にとることで抗体力が向上し、体調不良になりにくく欠勤が減るという部分にも関わってきます。
結果的にどれも会社へのプラスの影響となります。

就業時間内にきちんと業務を終わらせ、仕事とプライベートの線を引くことを会社側から働きかけることが望ましいのではないでしょうか。

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