乾燥が原因で睡眠負債にも

睡眠負債という言葉をご存知でしょうか。
日々の睡眠不足が借金のように重なり、心身に悪影響を及ぼすおそれのある状態のことを指し、スタンフォード大学の研究者によって提唱されました。
睡眠時間はしっかりとれているし問題ない、と思う方も多いかと思いますが、睡眠負債は思いもよらないところで蓄積していきます。

睡眠のはたらき

脳も身体も、眠っている間に休憩しているわけではなく、回復・修復という仕事を果たしています。
睡眠の質が低下すると、脳が睡眠の間に必要な働きを行うことができません。
睡眠の質は、どのようにすれば保てるのか、冬に特徴的な例を紹介したいと思います。

冬ならではの睡眠に関するお悩み

寝ている間、人は自然と口が開き口腔内や喉が普段より乾燥した状況に陥りやすいです。
鼻づまりによる息苦しさや、それによるいびき、口呼吸も熟眠を妨げる要因になります。
そこへ、さらに部屋が乾燥していると口腔内や喉が乾燥し、いがいがしたり、不快感を感じるようになります。

皮膚の乾燥にも注意が必要です。
冬場になるとカサカサしてかゆくなったり、ひび割れたりする事もあります。
そういったかゆみも睡眠負債の原因になります。
夜中にかゆくて目が覚める、かゆみが気になって寝られないなど…

皮膚のケアが、睡眠に効果的な場合も

不快感を感じる症状があれば、できるだけ放置せずにきちんとケアを行いましょう。
部屋の乾燥を防ぐ方法や皮膚の乾燥を防ぐ方法を少し心がけるだけでも、効果はあるでしょう。症状が強くなってしっかりと休めないということが起こる前に、日々の管理をきちんと行うことで、快適な睡眠を保ちましょう。

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