趣味を無理につくらない「大人の時間活用法」

忙しい毎日の中で、ルーティンをこなしながらも突発的な事態への対応。
気づけば、身も心も疲れきっている。
そんな多忙な毎日を、会社と自宅の往復で終わらせていませんか?

必要なのは「自分の時間」

定期健康診断で、体を動かすことや、定期的な運動を勧められたことはありませんか?
「忙しくて無理」「そんな余裕はない」とつい答えがちですが、
これは「私はセルフマネジメントができません」と言っているようなもの。

多少心残りでも「昨日は帰りが遅かったから、今日はここまで!」と、切り上げること。
予定がなくとも「定時で帰る日」を決め、生活にメリハリをつける。
ONとOFFを切り分けて生活し、帰ってからも仕事のことを気にするのは止めましょう。
会社を出てからの時間を自分のものにしましょう。

「有効活用」しようと気張りすぎない

大人の放課後は、貴重な時間。
「有効活用」しようとして、何かを無理に詰め込む必要はありません。
続くかどうか分からないようなことを始めるよりは、日々の生活の中で愉しみを見つけてはいかがでしょう。

・いつもは行かないお店に足をのばしてみる。
普段は行かないスーパーは、品揃えが違うので料理をする人の好奇心と冒険心を刺激します。
料理をせずにお惣菜を買って帰る人にも、選ぶ楽しみが増えます。

・散歩がてら歩いてみる。
天気の良い日は、最寄駅の一駅手前から歩いて帰る。駅の反対側の出口を散策する。
休日には車で通り過ぎてしまう道も、歩くことにより、存在に気付かなかったお店や、
小さな路地裏を見つけたり、新しい発見も期待できるでしょう。

・ジムで積極的に体を動かす
運動不足の体には、入念なストレッチから。
大きな目標値よりも、基礎的な体力をつけて風邪を引きにくくしたい・・・など。
漠然とした目標の方が、力を入れ過ぎず、ゆるやかに続けることができます。

・まったりと過ごす時間を作る
レンタルDVDで映画鑑賞。好きな作家の作品を読みふける。
好きなお酒を飲みながら 「 敢えて何もしない 」 という贅沢な時間をつくること。

お金のかからない、日常に容易に取り入れることができることから探してみてはいかがでしょうか。

切り替え上手で活力を養う

過重労働面談をするほどの長時間残業が続いては困りますが、
対価として給与を受け取っている以上、「忙しくない」というのは会社の存続にかかわります。

忙しい毎日だからこそ、「自分の時間」を確保して、自分を労わる時間をつくること。
素に戻れる時間を、自分に与えることで、明日への活力を生み出しましょう。

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