やってみよう!働き方・休み方の自己診断
- 2019/3/15
- 働き方改革
「働き方・休み方改革ポータルサイト」を知っていますか?
もしかしたら、過去にこのサイトでご紹介した事をきっかけに、「働き方・休み方改革ポータルサイト」をご覧になった方も多いかもしれません。
このサイトは、働き方・休み方の見直し、または改善のための役立つ情報の提供を目的に厚生労働省が開設したサイトです。
今回はそのサイトにて公開されている「『働き方・休み方改善指標』を用いた診断」という社員向けの自己診断を、私自らを実際に試してみました。
やってみよう!「働き方・休み方改善指標」を用いた診断
この診断の目的は以下の通り記載されています。
社員向け診断で可能になること
1. 働き方・休み方に関する社員一人ひとりの仕事の進め方、仕事に関する考え方の振り返りを促します。
2. 社員が感じる働き方・休み方に関連する社内の課題が把握できる可能性があります。
さて、私も診断を行ったところ、所要時間はなんとたったの2分。
たった10問に回答するだけで、診断は終了します。
会社の規模や年次有給休暇の取得状況をはじめ、仕事についての考え方や会議の進め方などの質問に回答することで、自分の考え方た状況が客観的に表示され、考えを見直す良いきっかけになりました。
個人的に、この診断結果から興味深いと感じた点を2点ご紹介いたします。
① 同規模企業との比較ができる!
労働時間・年次有給休暇の取得状況にて、同規模企業との比較して結果が表示されます。
同業種との比較はよくありますが、規模などによって参考にならない場合もありますよね。
同規模の企業との比較は、とくに中小企業の方には参考になるのでは、と感じました。
② 「工夫ポイント」で働き方の提案をしてくれる
日々の業務のなかで自分の働き方を客観的に見る機会がなかなかなかったのですが、「やっぱりここが弱いんだな~」という部分や、「こうすれば良いのか!」と意外だった部分がありました。
今回の診断を通して、改めて自分の働き方を振り返り、反省点・改善策を知ることができました。なにより今後の参考になるアドバイスが記載されており、大変参考になりました!
以下は私が実施した際の結果画面の抜粋です。
企業向けの診断で企業の体制をチェック!
この診断は、そもそも社員向け、企業向けの2種類に分かれています。
人事労務担当者の方は企業向けの診断を行う事がお勧めです。
ポジションマップとレーダーチャートで、現状の「見える化」が行われ、具体的な課題を知ることができるようです。
自分自身の「働き方・休み方」を客観的に見直そう
会社の風潮に合わせて、それが当たり前だと思っていたりと、自分自身の働き方などは客観的に捉えづらいものです。
こうしたサイトを利用することで、理想的な働き方や休み方を改めて考えるきっかけになると思います。
“診断”と聞くと時間がかかってめんどくさそうなイメージがありましたが、実際にやってみるととても簡単に、手軽にできました。
少しでも気になった方は、一度自己診断を利用して、自身の働き方を確認してみてはいかがでしょうか。
参考
「働き方改革ポータルサイト」厚生労働省(https://work-holiday.mhlw.go.jp/)