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業務効率化に、必要なのはこれだ!
- 2018/7/28
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「残業削減」や「業務効率化」のため、やみくもに残業を減らす企業も少なくありません。
仕事は終わっていないのに帰宅しなくてはいけない……。
このようなストレスを感じている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、業務効率化を図るための案をコミュニケーションという視点から考えてみたいと思います。
業務とコミュニケーションの関係性
仕事をするうえでは周りとの関係性が重要です。
社員同士の関係性が良好な企業では、多くのメリットが得られることがあります。
その例を以下に挙げてみます。
1. 生産性の向上
部署内での業務分担や他の方の状況を把握でき、協力し合ったり、ミスを共有し合い未然に防ぐことができます。
2. 満足度の向上
良好な関係が築けていると、自分の意見を出しやすく信頼関係もできます。
それは結果的に会社への満足度につながります。
3. 従業員定着率の向上
上記のように満足度が上がれば、従業員の定着率も上がってくるでしょう。
退職者の多くは退職理由に「人間関係」と答えています。
定着率が上がれば、業界をよく知るその道のプロとなり、さらに効率のよい仕事ができるようになります。
4. 企業ブランド向上
また、従業員満足度が高く、定着率も高い企業は必然的に「働きやすい企業」として企業ブランドが付いてきます。
さらにそういった企業は優秀な人材が集まりやすくなり、ひいては業績向上へとつながります。
コミュニケーションを取る(個人)
では、実際にどのようにして関係を構築していくのか。
非常に身近なところから挙げてみます。
1.挨拶をしっかりと
当たり前のようでできていない人もいらっしゃるのではないでしょうか。
「おはようございます」「お疲れ様でした」「ありがとうございます」「よろしくお願いします」等、当たり前すぎる日常会話であるだけに、ないがしろにしがちです。
コミュニケーションを取る上での大事な一歩目だと思いますので、心掛けてみてはいかがでしょうか。
2.上司や同僚とランチに行く
仕事の話だけではなく、プライベートの話までできると、距離もぐっと近づくはずです。
ほかにも個人で取り組めることは多くあると思います。
身近な人達からでも積極的にコミュニケーションを図ってみてください。
コミュニケーションを取る(会社)
個人での取り組み以外にも、企業として、従業員同士が気軽に話をする機会を作るのもおすすめです。
1. 社内サークルを作る
サークルを作っている企業は多くあり、福利厚生として会社が活動の一部経費を負担しているところもあります。
共通の趣味があれば距離も近づきやすく、普段はなかなか関われない他部署のメンバーとも接点を持つことができます。
また、プライベートな趣味の時間でもあるため、普段は話をできないような目上の方とも気軽に話せるのではないでしょうか。
2. SNSの活用
社内メールでは「堅すぎてすぐに連絡を取りたい時に躊躇してしまう」なんて経験のある方もいると思いますが、メッセージアプリのようなSNSであれば気軽に連絡を取れると考えている方も最近では増えているようです。
仕事に活かす
これまで挙げたものはほんの一例に過ぎず、人によって、また企業文化によってコミュニケーションの取り方は違ってくると思います。
ただ、周りの方とよい関係を築ければ、業務をお願いしやすかったり、協力し合うことで効率のよい働き方ができるでしょう。
会社・個人としてコミュニケーション力での「残業削減」につなげてみてはいかがでしょうか。