気温差が引き起こす危険
- 2013/2/25
- 健康管理
先週末から記録的な寒波で大雪の地域もありますが、
みなさんは体調を崩されたりしていませんか?
寒い時期に起こりやすい「ヒートショック」
気温気温が低くなると、体の表面から熱が逃げないように
皮膚に近い血管を収縮させ血流を減らす反応が起こります。
その反面、体の中心を流れる血液の量が増加します。そのために、血圧が大きく変動することを「ヒートショック」と呼びます。
動脈硬化で血管がもろくなっていたり、狭くなっていたりすると、一時的に血圧が急上昇し上昇、血管が破裂し脳卒中出血などの原因にもなります。
気を付けたいのが、室内と室外の気温差です。
この時期では、暖房ストーブなどの使用によって、室内と室外の温度差が15℃以上になることがあったり、家の中でもトイレや浴室は室外と同じぐらいの温度差があることもあります。
このように気温の低下だけでなく、空間を移動することで急激に体内の血流に変化が生じ「ヒートショック」を引き起こすこともあります。
これから1カ月程度は、真冬のような寒さの日もあれば、春のような陽気の日もあるので、服装洋服や防寒着ダウンコートなどで調節しましょう。
また入浴の際には服を脱ぐ前に、浴室の暖房やシャワーなどで浴室内の温度を上げて温から入りましょう。